2月21日(水) 学びの多様化学校に関する研修会

 本日、学びの多様化学校である岐阜市立草潤中学校の設立から関わり、校長として赴任した井上博詞先生を講師にお招きし、藤岡市内の管理職、教育委員会の職員が参加し、学びの多様化学校に関する研修会を実施しました。
現在日本の学校現場における喫緊の課題である不登校問題において、不登校の子ども達にとって多様な学びの場があることが大切であると言われています。『学びの多様化学校』とは、不登校の子ども達に対して柔軟な学びを行うことができ、特別な教育課程を編制して教育を実施できる学校です。通常の学校よりも授業時数を少なくしたり、体験活動を充実させたりと、弾力的な教育課程の下で学習を進めていくことができます。
 研修会に先立ち、田中教育長から「令和4年度全国の小中学校における不登校児童生徒数は、およそ30万人と言われており、藤岡市においても不登校児童生徒数は年々増加している。今回、学びの多様化学校に関する理解を深め、今後の不登校支援及び学びの多様化学校設置に向けてどのような策を講じていくかを考えるよい機会にしていきましょう。」とあいさつがありました。
 本研修では、1.学びの多様化学校の概要、2.草潤中学校での子ども達への支援の様子、3.設置に向けて準備すべきこと、という項立てでお話しいただきました。その中でも、子どもたちが「学びたいと思ったときに学べる学びの保証や、無理矢理やらせるのではなく、やってみようと思う選択肢を与えてあげることが大切である」という言葉でした。
 井上先生には、不登校の子ども達への支援の意識改革、そして設置に向けた心構えを教えていただきました。ありがとうございました。本日の内容を整理し、今後の藤岡市における不登校支援につなげていきます。

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