2月27日(火) 年度末訪問(北中・西中)

 北中、西中で本年度最後となる年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 北中の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、学校評価の授業に対するプラス評価が多かった」「よさを認めて、ほめ、伸ばす『やる気の生徒指導』が浸透し、いじめを許さない意識づくりにつながった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。
 また、西中の校長先生からは「系統表の活用や小中合同研修、学びのつながりを踏まえた単元構成や教材の工夫を通し、藤岡教育の実践が日常化し、深化が見られた」「小中あいさつ運動、西一貫校児童生徒会サミット、いじめ問題解決に向けた子ども会議などを行う中で児童生徒の交流が深まった」「コミュニティ・スクールについて、『つながり』をテーマとし、子ども、保護者、地域との連携・協働を進めることができた」など多くの成果を聞くことができました。
 次年度に向けて北中では「北一貫校の『学校教育目標』を見直し、教育の質の向上につなげたい」「北一貫校の『みそあじ』運動をさらに広げ、『キャリアアップパワープラン』の浸透を図りたい」「藤岡市人権教育推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。
 また西中では「児童生徒が『つなぎ教材』を自ら活用し、課題解決に向かう授業について研修を深めたい」「育成したい力を明確にし、授業を単元や題材のまとまりで構想する力を高めたい」「学校運営協議会では児童生徒の学力向上に向けた熟議を実施したい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校とも、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。生徒の対話や発表の場面が多く設定され、ネームプレートを有効に使いながら学習意欲を高めていました。
 今回の訪問を通し、北中、西中の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月22日(木) 年度末訪問(神流小・藤岡第二小)

 神流小、藤岡第二小で年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 両校の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、児童、保護者の授業に対する学校評価の評価も高い結果だった」「計画訪問を中心に、校内研修・教科部会による授業づくりが進み、一貫校として充実した取組となった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。
 また、次年度に向けては「授業中の意見交流の場の設定の工夫、考えを比較する場面や協働する場面での課題解決のあり方を研修するなど、より質の高い授業づくりを推進したい」「学校運営協議会の委員さんに、じっくり授業参観していただき、『学力向上』に向けた熟議を充実させていきたい」「市の人権教育実践推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。先生方が児童一人一人を大切にし、綿密な授業準備を行っているため、子どもたちは主体的に質の高い学びを行っていました。ICTも有効に使われており、深い学びの一助となっていました。
 今回の訪問を通し、神流小、藤岡第二小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月19日(月) 年度末訪問(東中・藤岡第一小)

 本日、東中、藤岡第一小で年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 両校の校長先生からは「コミュニティ・スクールについて、委員さんによる『藤岡小中一貫教育』を踏まえた授業参観が進み、学校運営協議会にて子ども主体の授業づくりについての熟議が活発に行われるようになった」「『EAST子育てアクションプラン』が作成から2年目となり、児童生徒、保護者、地域の方々に浸透してきており、目指す子ども像の具現化に向けての取組を進めることができた」「PTAが共催して『いじめ問題解決に向けた教育懇談会』を実施することで、保護者の参加人数が増え、熟議が深まった」「子ども主体の授業づくりが進んだ。その結果、学校評価で『授業が分かる』と回答した子どもの割合が非常に高かった」など多くの成果を聞くことができました。
 また、次年度に向けては「児童生徒自身が『学びのつながり』を実感し、これまでに学んだことを積極的に生かして学びを進める児童生徒主体の授業づくりをさらに進めていきたい」「本校区の子どもたちの強みである『かく力』を、伸ばせるよう授業改善に努め、表現力等の育成を図っていきたい」「『EAST子育てアクションプラン』をアクションの重点化等の視点から見直したい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。「かく力」を伸ばす授業改善を進めることで、「思考力」が高まっている様子を見ることができました。
 今回の訪問で、東中、藤岡第一小の今後の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月16日(金) 年度末訪問(鬼石小・鬼石中・鬼石北小)

 鬼石小、鬼石中、鬼石北小で年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 3校の校長先生からは「より主体的な学びを実現するための授業づくりが進み、学びの連続性とつなぎ教材、ICTの活用について深化が見られた」「主体的な学びを促すために『見通しをもたせること』をキーワードとし、合同研修や教科部会で研修を深めることができた」「コミュニティ・スクールについて、アクションプランの評価を地域の方にも実施してもらうことができた」「CS通信の掲示場所を増やすなど、周知に努めることができた」「いじめ問題教育懇談会では中学生全員が参加し、真剣に話し合うことができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「さらに読書活動を充実させていきたい」「『総合的な学習の時間』について、9年間のつながりを意識した計画をつくっていきたい」「コミュニティ・スクールでは『学校課題の解決』について熟議していきたい」などのお話を伺いました。
 授業参観では3校全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。豊富なつなぎ教材や丁寧な机間巡視、声かけなど、先生方が児童生徒一人一人を大切に授業づくりをしていることがよく伝わってきました。
 今回の訪問を通し、鬼石小、鬼石中、鬼石北小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月13日(火) 食育リモート授業〜美九里西小学校区たじま様の畑から〜

 藤岡市学校給食センターでは、年間10〜15回、地元の食材を利用した給食を提供しております。
 今日は、美九里西小学校区の畑で育ったキャベツのコールスローが給食で提供される日となっており、そのキャベツを育てたたじま様の畑から、東中学校区の小学校3校(藤岡第一小、美九里東小、美九里西小)とオンラインで結んで食育授業を行いました。
 生産者のたじま様から、日頃野菜を育てるに当たっての思いや工夫について、「土の中に工夫した肥料を入れることで、出汁のようになり野菜がおいしくなる」「今はブロッコリーがおすすめ」「真夏は朝8時には40度になるので、その中で作業ことはとてもつらいこともある」など話をいただきました。子どもたちも真剣な眼差しで画面を見ていました。
 給食センターへ戻ってきたコールスローの残りを調べたところ、今日はいつも以上に残りが少なかったことから、生産者の思いが伝わり、本日の食育授業の成果が現れていました。
 食事は、野菜だけでなくどの食材も生産者の思いがたくさんつまっています。今回の授業を通して、児童は生産者の方々に感謝し、これからも食事をおいしく食べてくれることを期待しています。

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2月13日(火) 年度末訪問(小野中・小野小)

 小野中、小野小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 両校の校長先生からは「目指す児童生徒像の実現に向けて、小中一貫した手立てのもと教育活動の充実に向けて取り組むことができた」「『主体性』をキーワードに授業改善を図る中で、児童生徒主体の授業が多く見られるようになってきた」「『非認知能力』について、一貫校として研修を進めることができた」「コミュニティ・スクールについて、地域学校協働本部とPTAとの協働・交流を新たな視点に加え、協議を始めることができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育の一層の充実を図り、地域で子どもを育てる学校づくりを進める」「『子ども主体の授業づくり』を進め、非認知能力を伸張し、一層の学力向上を図る」「全教育活動において、日常的にやる気の生徒指導に組織的かつ継続的に取り組み、子どもの自己指導力を高め、いじめの撲滅を図る」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。先生方の教材研究の深さを感じる授業を多く見ることができました。
 今回の訪問を通し、小野中、小野小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月9日(金) JAたのふじ様より新入学児童生徒への寄贈

 本日、JAたのふじ代表理事理事長の櫻井英俊様にお越しいただき、教育長室にて新入学児童生徒用の黄色のランドセルカバー(小学生)と、自転車用の反射板(中学生)の寄贈式が行われました。藤岡市の子どもたちの交通安全のための寄贈は、今年で47年目となります。
 今後も学校、家庭、地域で連携をとりながら、児童生徒の交通事故防止に向け努めてまいります。本当にありがとうございました。


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2月7日(水) 年度末訪問(日野小・平井小・美土里)

 日野小、平井小、美土里小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 3校の校長先生からは「『つなぎ教材』の効果的な活用により、学びのつながりを踏まえた単元構想や教材の工夫が多くなり、児童主体の授業が増えてきた」「『児童を主語にした学び』の実現に向けた授業改善が進んできた」「コミュニティ・スクールについて、学校運営協議会と児童会やPTAとのつながりをもつことができた」「日野小、平井小、美土里小の交流の輪が広がった」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「児童の主体的な学びを実現させるため、児童が『つなぎ教材』を自ら活用し、課題解決に向かう授業づくりを進める」「一貫校としての合同教科部会の活性化を図り、指導の重点を意識して授業改善を図る」などのお話を伺いました。
 授業参観では3校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童が主体的に学ぶ姿が見られました。構造的な板書、ICTの有効活用など、質の高い授業が多く展開されていました。
 今回の訪問を通し、日野小、平井小、美土里小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月5日(月) 年度末訪問(美九里西小・美九里東小)

 美九里西小、美九里東小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 両校の校長先生からは「コミュニティ・スクールについて、委員さんによる授業参観が進み、学校運営協議会で子ども主体の授業づくりについての熟議が活発に行われるようになった」「藤岡小中一貫教育による授業が日常化・深化し、子ども主体の授業づくりが進んだ。その結果、学校評価で『授業がわかる』と回答した子どもの割合が非常に高かった」「一貫校研修が充実し、指導力の向上につなげることができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「子ども主体の授業づくりの質的向上を図り、本校区の強みである『かく力』を生かし、子どもの表現力等の育成に努めていきたい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校とも「これまで・ここでは・このあとは」の学びの連続性を意識した授業が行われており、子どもたちが見通しをもちながら主体的に学びに向かう姿を見ることができました。また、ICTも効果的に使われており、子どもの学びを深める有効な手立てとなっていました。
 今回の訪問を通し、美九里西小、美九里東小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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1月30日(火) 令和5年度いじめ問題解決に向けた子ども会議

 令和5年度いじめ問題解決に向けた子ども会議が、それぞれの中学校区に分かれ、各中学校区をオンラインでつないで開催されました。今年度は中学生が中心となって会議を運営し、より子ども主体の会議となりました。
 会議に先立ち、田中教育長から「人間は協力して生きていく生物。よりよい学校にしていくためには、協力することが大切である。本子ども会議では、集まった皆さんが中心となって話し合い、自分達で決定したことを学校に持ち帰る。そして、全校児童生徒が、自主的に取り組んでいこうという気持ちになれる取組にしていくことが大切である。そうすることで、いじめで苦しむ子がいなくなり、笑顔・やる気・希望に満ちあふれた学校を作っていきましょう。」とあいさつがありました。
 会議では、話合いのテーマを「全校児童生徒の意識を向上させられるような取組を活性化させるには」として、校区毎に話し合いました。このテーマは、昨年各中学校の生徒会本部役員が集まり、各校区の課題を持ち寄り、話し合いを通して決定したものです。
 最初に自分たちの意見を出し合い、中学生が意見をまとめながら校区毎の取組を決定しました。次に、全体での意見交流を行い、交流をもとに再度自分たちの取組について振り返ることができました。その後、「それぞれのいじめ防止の取組を行うことで、どのような学校になっていくのか?」ということを全体で話し合いました。その結果、「笑顔」、「仲良し」、「明るい」、「気軽に関わり合える」などの共通したキーワードが出てきました。各校区の取組は異なるものの、同じ方向に向かって進んでいくということを参加者全員で共通認識することができました。
 この子ども会議を通して、「笑顔・やる気・希望いっぱいのいじめのない学校へ、そして、地域につながっていくことを期待しています。
本日参加していただいた小中学生の皆さん、ありがとうございました。

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1月25日(木) 第6回 鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会

 鬼石北小学校で第6回の鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会が開催されました。
 始めに、前回より始まった「鬼石連携型小中一貫校 授業参観チェックリスト」を基にした授業参観が行われました。委員さん方は2回目ということもあり、チェックリストの項目を意識しながら、授業のよさをたくさん見つけている様子でした。子どもと先生の頑張りを温かく見守る委員さんの姿が印象的でした。
 熟議は『学校評価アンケートの結果』『アクションプラン評価アンケートの結果』『おにしわくわくネットワーク』『コミュニティ・スクール通信』をテーマに、1年間の取組の成果と課題を中心に話合いが行われました。
 委員さんからは「地域の方にアンケートをとれたのは大きな成果」「ボランティアの集いが充実していた」「ボランティアを募集する連絡メールの整備ができた」「通信の掲示場所を広げることができた」など、多くの成果が挙げられました。また、課題についても的確に意見交換がされており、今後ますます取組が充実していくことが期待される内容でした。
 なお、今回の学校運営協議会には鬼石北小学校の先生方が参加し、取組に対する理解を深めていました。
 次回は3月14日に鬼石小学校にて、第7回学校運営協議会が行われます。

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1月17日(水) 令和5年度文部科学大臣優秀教職員表彰

 昨日(1月16日(火))東京大学安田講堂で文部科学大臣優秀教職員表彰式が行われ、本市から1名の教員が受賞しました。
 本日は受賞者が所属校の校長先生とともに田中教育長のもとへ挨拶に訪れました。
 受賞者から、昨日の表彰式や都倉俊一文化長官の記念講演について話がありました。その後、田中教育長はお祝いの言葉を述べ、今後は学校だけでなく、本市を引っ張っていってほしいとエールを送りました。おめでとうございました。
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1月15日(月)高圧洗浄機 寄附に係る感謝状贈呈式

 藤岡ロータリークラブから、市内小中学校で役立ててほしいと高圧洗浄機を寄附していただき、本日は吉村会長、柴山幹事にお越しいただき、感謝状贈呈式が行われました。
 最初に寄附の経緯について、学校教育課長より説明があり、その後吉村会長より寄附の趣旨についてお話し頂きました、その後、萩原小学校校長会長が受納し、田中教育長より感謝状の贈呈がありました。
 23日(火)から各校に順次届けられ、外壁や玄関などの清掃に活用される予定です。児童生徒の学校生活のことを考えていただき感謝するとともに、有難く使わせていただきたいと思います。
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1月13日(土) 藤岡市部活動地域移行モデル事業第9回練習会

 部活動の地域移行に向けたモデル事業の9回目の練習会を、西中学校で行いました。
 今日の練習は『蹴る(キック)』をテーマに、コーチから様々なパスやシュートの練習メニューが与えられました。初めて取り組む練習なので、最初は戸惑う場面もありましたが、繰り返し行うことで、少しずつキックの精度も上がっていきました。
 また、ボールを要求したり、ゲーム中に選手同士でコミュニケーションをとったりするために、声を出すことを度々コーチから要求されていました。「良いプレーをするためには、声を出すことは必要。声を出すことを常に意識してほしい」と課題についての指導がありました。
 次回は1月27日、東中学校で、藤岡キッカーズとゲーム形式の練習を行う予定です。
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11月29日(水) 令和5年度 東連携型小中一貫校いじめ問題解決に向けた教育懇談会

 地域づくりセンター藤岡で、東連携型小中一貫校のいじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われました。各種団体や地域の方、一貫校の職員やPTA本部役員など、多くの方々が集まり、熟議を行いました。教育懇談会のスタートにあたり、教育長から「こんなに多くの人が集まる懇談会は初めて。SNSによる見えづらいいじめが多かったり、意識なくいじめをしてしまったりしている子供も多い。いろいろな立場の人たちが集まったので、何とか子供たちのためにいじめについて考えてほしい。」とあいさつがありました。
 最初に美九里東小学校の中澤校長から「東連携型小中一貫校のいじめ問題の現状と取組」が紹介されました。その後、東中学校の生徒会本部役員から「いじめ問題解決に向けた子どもの取組」の発表がありました。「ヒ」「ガ」「シ」の3文字を頭文字としてスローガンを作ったり、縦割り活動で相手の心を傷つけないためにはどうすればよいか話し合ったりしたことや、東中の生徒が周りの人達に思いやりの心をもって仲良く学校生活を送れるように頑張るという意気込みを語っていました。会場の人たちも、とても落ち着いていて分かりやすい発表だったと彼らの発表に驚いていました。
それを受けて【「いじめ撲滅アクショントップ3」を発信し、いじめのない地域をつくろう】というテーマで熟議を行いました。
 熟議では、11グループに分かれ意見を交わし、いじめ撲滅に必要なアクションプランのトップ3はどれかという視点で様々な意見を出し合いました。グループ別発表では、どれも大切なアクションのため3つを選ぶことが難しそうでしたが、【豊かな心】の「あいさつ・感謝・思いやり」「よさを認め、ほめ、伸ばす」と【たくましい体】の「スマホ・ネット」の3つが選ばれました。また、トップ3が決定して時間が余った班では「3つ決めることが今日の目的だが、それ以上にこのように顔を突き合わせていじめについて話し合いをすることこそが大切である」と、時間いっぱいまで懇談していたグループもありました。
 最後に内田副会長が「同じことを選んでも理由が違い、様々な視点で考えが深まった。広い視点と具体的な行動指針こそ、いじめ撲滅に繋がると感じた。」という言葉で、会を締めくくりました。この教育懇談会が、地域と学校がさらにつながりを深めるきっかけとなったと感じました。

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11月29日(水) 第5回 鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会

鬼石中学校で第5回の鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会が開催されました。
 始めに行われた授業参観では、「鬼石連携型小中一貫校 授業参観チェックリスト」が配られ、各委員さんはチェックリストに示されている項目を意識しながら授業の様子を参観しました。今後の授業参観でも、このチェックリストを活用するということで、委員さんの「藤岡教育」「鬼石連携型小中一貫校の授業づくり」への理解がますます深まることが期待されます。
 熟議は『アクションプラン評価アンケート』『学校評価・アクションプランアンケート』『おにしわくわくネットワーク』『コミュニティ・スクール通信』をテーマとして行いました。委員さんからは「ボランティアの募集をメール配信で行い、3名の見学者があり、1名が登録してくれました」「通信を教育機関やお店にお願いし、27箇所で掲示してもらえることになりました」などの話があり、委員さんの地道な努力により、着実に活動の輪が広がっていることが分かりました。
 また、鬼石中学校・PTA会長の小坂さんから、日本PTA関東ブロック大会(千葉)で発表した『「藤岡市にぎわい観光課」と連携した冬桜の植樹の取組』について報告がありました。この取組は「優良PTA文部科学大臣賞」を受賞したもので、コミュニティ・スクールを活性化させるために大変参考になる内容でした。委員さん達も感心しながら報告を聞いていました。
 次回は1月25日に鬼石北小学校にて、第6回学校運営協議会が行われます。

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11月21日(火)藤岡第一小学校要請訪問

 本日は藤岡第一小学校の要請訪問でした。要請訪問の趣旨は、授業研究及び授業研究会をとおして、各小中一貫校内の教員のさらなる授業力の向上を図るため、学習指導についての協議、情報交換を行うことにあります。そのため、一貫校である美九里東小学校、美九里西小学校、東中学校からも多くの先生方が訪れ、授業参観を行いました。
研究授業では「これまで、ここでは、このあとは」を意識した授業展開、授業の中心場面での「つなぎ教材」の活用、「ネームプレート」の使用等による児童の意欲を高める手立てが見られました。また、どの授業も単元構想がしっかりと練られており、学びのつながりを意識した授業となっていました。
 検討会では東連携型小中一貫校の先生方が一貫校共通の研修主題である「自分の思いや考えを適切に表現できる児童生徒の育成」に向けて、更なる授業改善を実現するため、活発に意見交換を行っていました。小中それぞれの視点で授業を参観し意見を交換することが、9年間のつながりを意識した授業構想をするためには大切です。東連携型小中一貫校の学校の先生方が一つのチームとして、教育目標である「高い知性、豊かな心、たくましい体を身に付け、郷土を愛する子ども」に向けて取り組んでいることを実感する訪問となりました。
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11月14日(火)第2回藤岡市通学路安全推進会議

 本日、藤岡土木事務所、藤岡警察署、市土木課、市地域安全課、そして各校教頭が集まり、児童生徒の登下校における安全・安心を守る通学路安全推進会議を行いました。
 会議の中で大塚学校教育課長より「今年度、各校から上がった検討箇所は5校区で93箇所でした。本日は合同点検による結果を受け、関係機関の方から、具体的な対策や時期について報告していただくこととなっています。今後も藤岡市の子どもたちが無事故で、元気に学校に通えるように連携・協力していただきたいと思います。」とあいさつがありました。
 その後の協議では、対策箇所について関係機関より対策内容や対策時期について丁寧にご報告をいただきました。具体的には、路面標示や外側線、グリーンベルトの塗り直し、カーブミラーや注意喚起の電柱幕の設置、ラバーポールや反射板の設置等、ハード面の対策を講じます。同時に、各学校においては児童生徒への注意喚起や安全指導などのソフト面についても対策を講じていきます。
 関係機関の皆様、本当にありがとうございました。今後も、児童生徒の交通事故ゼロを目指して、ご理解・ご協力をお願いいたします。
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11月13日(月) 「藤岡市ICT教育実践推進校指定事業」に係る公開授業について(美九里東小)

 本日、美九里東小学校で「藤岡市ICT教育実践推進校指定事業」に係る公開授業が行われました。美九里東小は市の指定を受け、研究主題の「自分の思いや考えを適切に表現できる児童生徒の育成」に、ICTをどのように活用するかを研究、実践してきました。
 始めに行われた全体会では田中教育長より、「現在、ICTの活用は広がっているが地域差がある」「藤岡市ではICTの活用が日常的になってきている」「ICTの強みは『個別最適な学び』と『協働的な学び』の双方で発揮される。考えを整理する場面にも有効で、『深い学び』につながる」などの話がありました。
 その後の公開授業は5年生の外国語、6年生の算数で行われ、どちらも「デジタル教科書」の有効活用に焦点をあて、授業が行われました。5年生の外国語では、デジタル教科書を児童が既習表現を確認する場面や、やりとりの練習をして表現力を高める場面で活用しました。また、6年生の算数では児童が縮図の特徴を考える場面や、適用問題の確かめの場面で活用しました。どちらもデジタル教科書の強みを生かした授業で、提案性のあるものとなっていました。
 授業研究会では「デジタル教科書の活用が授業のねらいに達成するために有効であったか」について、熱心に協議が行われました。今後のICT活用、デジタル教科書活用に向けて学び多き1日となりました。

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11月10日(金)各教科等授業改善プロジェクト(美土里小・西中)

 本日、美土里小学校、西中学校で令和5年度「各教科等授業改善プロジェクト」公開授業が行われました。このプロジェクトは県内20の小中学校が各教科等の目標に迫る授業づくりを行うことを趣旨として進められてきました。その中で、両校は県教育委員会、市教育委員会等と連携しながら「生活科」、「総合的な学習の時間」の実践研究を行ってきました。
 本日の公開授業では美土里小学校は6年生の総合的な学習の時間で、「藤岡の魅力 伝え隊」(探究課題:地域の未来と自分たちの生活)の授業を公開しました。この授業は、「自分たちが伝えたい藤岡市の魅力や伝える相手に合った発信方法を考えること」をねらいとし、これまで児童が考えてきた発信方法について、ピラミッドチャート等の思考ツールを活用しながら、メリット、デメリットを熟慮しながら検討しました。児童が主体的に話合いを進め、細かいところまでよく考えている姿が印象的で、この単元を通して着実に資質・能力が向上していることを実感しました。
 西中学校では1年生の総合的な学習の時間で、「藤岡の風土を生かした特産物 私の藤岡『推し食材』PR大作戦!」(探究課題 〜地域の食〜 食を通じた地域の活性化と関わる人々)の授業を公開しました。西中学校では「JAの広報や印刷会社の方からの話を基に、構想を考え、特産物の魅力が伝わる特集ページを作成すること」をねらいとし、主体的な話合いが行われていました。ICT機器を有効に活用しながら、「見る人を惹きつけ、特産物の魅力が伝わる特集ページ」の作成を進めました。試行錯誤しながら学習を進める姿が多く見られ、学びが自分事になっている様子がよく分かり、着実に資質・能力の向上が図られていることを感じました。
 公開授業後の情報交換会も大変有意義で、参加した先生にとって実り多き授業公開になりました。

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