5月7日(火)年度始訪問(北中)

 年度始訪問として、北中学校を訪問しました。
 協議では校長先生から、北連携型小中一貫校で目指す児童生徒像や一貫校としての経営方針、小中一貫教育の一層の充実、コミュニティ・スクールの推進、いじめ問題への取組などについて説明をして頂きました。令和6年度の重点として、「主体的な学びを促すために、授業スタンダードの実践を継続するとともに『つなぎ教材』の即時活用を広げていきたい」「藤岡市人権教育実践推進校として、一貫校3校で授業づくりを核として取組を進めていきたい」「学校運営協議会の3つの部会の連携・強化を図るとともに、生徒会、PTAとの協働も進めていきたい」などの話があり、さらに進んだ取組が期待される内容でした。
 授業参観では、藤岡の授業スタンダードが日常化しており、学びのつながりを意識した質の高い授業が展開されていました。黒板には「これまで」「ここでは」「このあとは」のプレートが位置付けられ、生徒は見通しをもって主体的に学習を進めていました。また、ネームプレートも有効に活用されており、生徒のやる気を高めようとする先生方の思いが伝わってきました。
 田中教育長からは「明るく元気で爽やかな生徒の姿が見られて良かった。また、聞く時は集中して聞き、対話の場面では積極的に意見交換するなどメリハリが効いていた」「主体的な学習を促すために、子どもたちにやりがいのある学習活動を提供し、子ども主体の授業展開を増やしていけるとよい」などの話がありました。
 令和6年度も北中学校の教育活動がさらに深化していくことを確信できる訪問となりました。

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令和6年4月1日(月) 辞令交付式

 藤岡市総合学習センター体育館において、辞令交付式を行いました。新たに市内小中学校に赴任される62名の教職員に、教育長より辞令が渡されました。
 教育長から「子どもたちは将来の変化を予測することが困難な時代に生きていくことになる。こうした中で必要なのは『自律する力』とそれを育む『主体的な学び』にほかならない。藤岡市は笑顔とやる気そして希望に満ちた子どもたちの育成を目標に知・徳・体の調和のとれた人間形成を目指す学校教育を推進している。そのための方策として、コミュニティ・スクールの推進を基盤とする小中一貫教育に取り組んでいる。保護者・地域の代表者からなる学校運営協議会が学校経営に参画したり、「できる人が、できる時に、できることを」を合言葉に学習ボランティアが教職員と協働したりしている。また9年間の系統的なカリキュラムをもとに、一貫した目標、一貫した方法で、笑顔とやる気、希望に満ちた児童生徒を育てている。
 さらに、学校では人権教育に力を入れ、特にいじめから子どもたちを守るという強い意識で、いじめの未然防止や早期対応、解決にあたってほしい。
 最後に、子どもたち一人一人が自分は多くの人から愛されているということを知れば必ず笑顔とやる気と希望へとつながる。学校のすべての教職員がつながりを大切にし、笑顔とやる気と希望をいっぱいにして、子どもと充実した学校生活を送ってほしい。」と訓辞がありました。
 藤岡市の子どもたちと教職員が笑顔とやる気、希望をもって学校生活を送れるよう、教育委員会も全力でサポートしていきます。

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2月27日(火) 年度末訪問(北中・西中)

 北中、西中で本年度最後となる年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 北中の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、学校評価の授業に対するプラス評価が多かった」「よさを認めて、ほめ、伸ばす『やる気の生徒指導』が浸透し、いじめを許さない意識づくりにつながった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。
 また、西中の校長先生からは「系統表の活用や小中合同研修、学びのつながりを踏まえた単元構成や教材の工夫を通し、藤岡教育の実践が日常化し、深化が見られた」「小中あいさつ運動、西一貫校児童生徒会サミット、いじめ問題解決に向けた子ども会議などを行う中で児童生徒の交流が深まった」「コミュニティ・スクールについて、『つながり』をテーマとし、子ども、保護者、地域との連携・協働を進めることができた」など多くの成果を聞くことができました。
 次年度に向けて北中では「北一貫校の『学校教育目標』を見直し、教育の質の向上につなげたい」「北一貫校の『みそあじ』運動をさらに広げ、『キャリアアップパワープラン』の浸透を図りたい」「藤岡市人権教育推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。
 また西中では「児童生徒が『つなぎ教材』を自ら活用し、課題解決に向かう授業について研修を深めたい」「育成したい力を明確にし、授業を単元や題材のまとまりで構想する力を高めたい」「学校運営協議会では児童生徒の学力向上に向けた熟議を実施したい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校とも、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。生徒の対話や発表の場面が多く設定され、ネームプレートを有効に使いながら学習意欲を高めていました。
 今回の訪問を通し、北中、西中の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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2月22日(木) 年度末訪問(神流小・藤岡第二小)

 神流小、藤岡第二小で年度末訪問を行いました。
 年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。
 両校の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、児童、保護者の授業に対する学校評価の評価も高い結果だった」「計画訪問を中心に、校内研修・教科部会による授業づくりが進み、一貫校として充実した取組となった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。
 また、次年度に向けては「授業中の意見交流の場の設定の工夫、考えを比較する場面や協働する場面での課題解決のあり方を研修するなど、より質の高い授業づくりを推進したい」「学校運営協議会の委員さんに、じっくり授業参観していただき、『学力向上』に向けた熟議を充実させていきたい」「市の人権教育実践推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。
 授業参観では両校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。先生方が児童一人一人を大切にし、綿密な授業準備を行っているため、子どもたちは主体的に質の高い学びを行っていました。ICTも有効に使われており、深い学びの一助となっていました。
 今回の訪問を通し、神流小、藤岡第二小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。

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10月13日(金) 令和5年度 鬼石連携型小中一貫校いじめ問題解決に向けた教育懇談会

 鬼石中学校体育館において、連携型小中一貫校のいじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われました。
今回の教育懇談会は、鬼石中の生徒全員と大人(各種団体や地域の方々、一貫校の職員)が一つのテーマについて熟議を行うという初めての試みでした。
 はじめに、堤会長からは「今回は生徒と大人の関わりの場、話し合いの場です。大人がどういう考えをもっているか、子どもがどういう考えをもっているか、この懇談会が、お互いが学ぶ場、考える場となればと思います。」とあいさつがありました。
 今回は、『いじりといじめ』という子どもたちにとって身近なテーマによる熟議でした。
導入として、『いじり』をテーマとした生徒会長の少年の主張の発表や動画視聴、そして鬼石中生の『いじり』に対する意識調査のアンケート結果を見せ、熟議に向かう気持ちを高めました。
 熟議では、21のグループに分かれ意見を交わしました。各グループ、学年の壁、そして世代の壁を越えた有意義な熟議が行われました。全員が真剣にこのテーマと向き合い、自分の感じたことを互いに伝え合った時間でした。
今日のこの話合いが行えたことは、いじめのない地域、人権を大切にする地域づくりにつながっていくと感じました。

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9月13日(水) 藤岡市・多野郡中学校英語弁論大会

 本日、藤岡市総合学習センターにおいて、標記の大会が開催されました。開会にあたり、田中教育長より、「皆さんの英語を聞くことができてとてもうれしい。緊張していると思うが、“笑うハニワ”のように笑顔を忘れずに頑張ってほしい」と英語で挨拶がありました。また、英語部会の担当校長である東中吉崎校長先生からも英語で激励の言葉がありました。
 全部で33名の生徒たちが自分のことや日頃感じたり考えたりしていることを英語で発表しました。内容については、1年生は自分自身のこと、2、3年生は、友達との関わり、生き方や考え方、日本の伝統文化、食料問題、人権について等、広い視野から中学生らしい考えや思いをスピーチにしていました。各校の代表者というだけあり、瑞々しい感性で自分自身や社会を見つめ、英語で表現豊かに発表をしていました。話す人の思いが、聞く人の心に響く、素晴らしいスピーチコンテストとなりました。

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5月29日(月)年度始訪問(藤岡第二小・神流小・北中)

 年度始訪問として、藤岡第二小学校、神流小学校、北中学校を訪問しました。
 協議ではそれぞれの校長先生から、北連携型小中一貫校で目指す児童生徒像や一貫校としての経営方針、小中一貫教育の一層の充実、コミュニティ・スクールの推進、いじめ問題への取組の方針などについて説明をして頂きました。令和5年度の重点として、「主体的な学習を生み出すための効果的な『つなぎ教材』について研修してきたい。」「学校運営協議会の3つの部会の強化・連携を図るとともに、PTA、児童生徒とのつながりを広げていきたい。」「人権教育実践推進校として、授業づくりを核に『自己指導能力を高め、自他を大切にする児童生徒の育成』を図っていきたい。」などの話があり、さらに進んだ取組が期待される内容でした。
 授業参観では、3校ともに藤岡の授業スタンダードが日常化しており、学びのつながりを意識した質の高い授業が展開されていました。構造的な板書が多く見られ、先生方が深い教材研究のもと、真摯に授業づくりに取り組んでいる様子が伺えました。そのような先生方の思いを受け、積極的に学びに向かう子どもたちの姿を素晴らしく感じました。
 田中教育長からは「授業スタンダードが日常化している。どの先生も板書が構造的で素晴らしかった。」「主体的な学習を促すには教科の研究はもちろん、『やる気の生徒指導』の充実が大切になる。」「子どもたちがどのような気持ち(動機)で学習をしているのかを考えていくことが、今後の深化につながる。」などの話がありました。
 令和5年度も藤岡第二小学校、神流小学校、北中学校がさらに深化していくことを確信できる訪問となりました。

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5月24日(水) 令和5年度 第1回北連携型小中一貫校 合同研修

 本日北中学校にて、3校の職員が集まり、第1回北連携型小中一貫校の合同研修が行われました。今年度より2年間、藤岡市より人権教育実践校として北中学校を中心とした一貫校で人権教育に力を入れた教育活動を進めていきます。
 今年度の研修主題を、「自己指導能力を高め、自他を大切にする児童生徒の育成〜授業づくりを核に、生徒指導実施上の4視点を踏まえた教育課程の充実を通して〜」とし、より児童生徒・職員の人権感覚の高揚を目指します。
今回の研修では、藤岡の授業づくりと関連づけた人権教育の在り方等について市教育委員会指導主事が話をしました。その後は、教科の重点や今後の研修について各教科部会で話し合いました。

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4月3日(月)辞令交付式

藤岡市総合学習センター体育館において、辞令交付式を行いました。新たに市内小中学校に赴任される57名の教職員に、教育長より辞令が渡されました。
 教育長から「藤岡市はコミュニティ・スクールの推進を基盤とする小中一貫教育に取り組んでいる。保護者・地域の代表者からなる学校運営協議会が学校経営に参画したり、「できる人が、できる時に、できることを」を合言葉に学習ボランティアが教職員と協働したりしている。また9年間の系統的なカリキュラムをもとに、一貫した目標、一貫した方法で、笑顔とやる気、希望に満ちた児童生徒を育てている。さらに、いじめ問題などの人権教育に力を入れてほしい。」と訓辞がありました。
 藤岡市の子どもたちと教職員が笑顔とやる気、希望をもって学校生活を送れるよう、教育委員会も全力でサポートしていきます。
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1月17日(火) 令和4年度いじめ問題解決に向けた子ども会議

 令和4年度いじめ問題解決に向けた子ども会議が、それぞれの中学校区に分かれて開催されました。3年ぶりに児童生徒を集めての開催となる今回は、各中学校区をオンラインでつなぐ新しい形で行いました。
 会議に先立ち、田中教育長から「いじめは絶対に許されないことをまずは確認したい。人間は地球の中で一番協力をして生きている生きものと言われている。どんな風に力を合わせていかなければならないか、人類はその方法を考えてきた。子ども会議も、学校で力を合わせて生活をするためにどうしたらいいかを考えてきた。これまで、あいさつ運動は朝、HAPPYはあとふるツリー運動は人権週間などで取り組んできたが、今回は、特にあいさつについて考え、あいさつはなぜ大切なのかを確認し、これまでの取組を日常のものにしていける話合いにして欲しい。そして、話し合った内容を学校へ持ち帰りみんなに広げ、笑顔・やる気・希望いっぱいの学校にしてほしい。」とあいさつがありました。
 会議では、「人と人とのつながりで大切なこと」について考え、キーワードをもとに「相手のことを知り、思いやりの心をもって笑顔で伝える」というキャッチフレーズをつくりました。また、そのキャッチフレーズに向け、それぞれの学校で、どのようなあいさつの取組ができるのかを話し合い決定しました。例えば、「あいさつカレンダーの実施」「ありがとうを増やす、一日一善」など、校区毎に取組は違いますが、同じキャッチフレーズをかかげながら、あいさつをこれまで以上に交わし、友達との関わりを深め、いじめにならない人間関係をつくっていきます。
 話し合いの様子を見ていると、全員が自分事として捉え、積極的に意見を出し合っていました。このような活動が、「笑顔・やる気・希望いっぱいの子どもたち」の学校へとつながっていくことを確信できた時間となりました。 

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4月1日(金)辞令交付式


 藤岡市総合学習センター体育館において、新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底し短時間で、辞令交付式を行いました。新たに市内小中学校に赴任される44名の教職員に、教育長より辞令が渡されました。辞令を受けた教職員は皆やる気に満ちた表情をしていたのが印象的でした。
 教育長から「藤岡市はコミュニティ・スクールの推進を基盤とする小中一貫教育に取り組んでいる。保護者・地域の代表者からなる学校運営協議会が学校経営に参画したり、「できる人が、できる時に、できることを」を合言葉に学習ボランティアが教職員と協働したりしている。また9年間の系統的なカリキュラムをもとに、一貫した目標、一貫した方法で、笑顔とやる気、希望に満ちた児童生徒を育てている。さらに今年度は今まで以上に、いじめ問題などの人権教育に力を入れてほしい。」と訓辞がありました。
 藤岡市の子どもたちと教職員が笑顔とやる気、希望をもって学校生活を送れるよう、教育委員会も全力でサポートしていきます。
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令和3年度 教育研究論文表彰

令和3年度藤岡市教育研究所論文の表彰が行われ、新井研究所長から研究論文をご執筆いただきました先生方に、賞状が手渡されました。
本年度は、藤岡市内の先生方から、人権教育に係る内容や小中一貫校としての取組、ICTを活用した教材開発等の研究論文が提出されました。最優秀賞に輝きました研究論文は、藤岡第一小学校の鈴木教諭にご執筆いただきました研究論文「児童の主体的なICT活用を促すデジタル教材の作成‐小学校第3学年社会科「市の様子」の単元におけるGoogle Earthを活用した授業の提案‐」は、ICTを授業に活用する際の問題点として常に上位に挙げられるローマ字入力や、アプリの操作に言及していただき、その改善策を的確に示していただきました。他の先生方の研究論文につきましても、どの論文も藤岡市の教育を推進する上で、とても価値のある研究を実施していただきました。
 研究内容の継続的な実践と、今後の研究推進に期待しています。

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11月19日(金)北中学校区 いじめ問題解決に向けた教育懇談会

北中学校体育館において、北中学校区のいじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われました。
本教育懇談会は、学校運営協議会が主催となり、学校と家庭、地域が協力・連携して子どもを育てようと、各中学校区におけるいじめ問題解決に向けた取組として、実施しています。
 懇談会では、田中教育長から全国的にも不登校児童生徒が増えていることや、いじめ問題の解決には多くの方の知恵を借り、学校と家庭、地域が力を合わせて取り組んでいかなければならないという話がありました。
まず始めに北中学校の山田校長から、いじめ問題解決に向けた一貫校としての取組についての説明がありました。山田校長からは、いじめについての未然防止、早期発見、対処という観点から、北中学校、藤岡第二小学校、神流小学校における一貫校としての方針や実践内容が紹介されました。授業や児童・生徒会活動、人権週間の活動、教員研修等、様々な取組の効果を、児童生徒の様子から感じることができました。
続いて、「悩みを抱える子どもたち」をテーマに藤岡市立北中学校スクールカウンセラーの吉原隆志様を招き、ご講演をいただきました。吉原先生からは、社会状況の急激な変化の中で、心の安定のためには家庭におけるやすらぎが必要であることや、家庭と社会との違い、児童生徒の不安を軽減して立ち直る方法等、具体的な例を紹介していただきながら、お話いただきました。
最後に、参加者が5,6人のグループになり、講演に対する感想や、悩みや不安をもつ子ども達のためにいじめなどのない安心できる地域・社会を作る方法を話し合っていただきました。参加者からは、自らの子育ての経験や子どもたちの現在の状況等を基に、率直な意見が交わされました。
答えを出すことがとても難しいいじめ問題ですが、地域と家庭、学校が連携するこのような取組を継続していくことが大変重要であると感じました。本教育懇談会で話し合われた内容は、北中校区コミュニティスクール通信「ポラリス」にまとめられ、回覧板にて地域の方へお知らせするとともに、各校のホームページに掲載されます。
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11月16日(火)藤岡第一小学校計画訪問2(人権教育研究推進事業 研究発表会(文部科学省・群馬県教育委員会委託)

 藤岡第一小学校の計画訪問2は、人権教育研究指定校としての研究発表会を兼ねて行われました。コロナ禍での実施となりましたので、人数制限を行った上で、群馬県教育委員会、西部教育事務所から関係の方々、東連携型小中一貫校と市内小・中学校の先生方が参加されました。
 午後から授業公開が行われ、全学年1学級ずつ及び音楽の授業が公開されました。どの授業も子どもたちが授業のねらいを達成できるように活動に工夫がなされ、生き生きと子どもたちが学習している姿が印象的でした。このように子どもたちが意欲的に学ぶ姿は、子ども達が自分で選択して決めること(自己決定)、決めたことや考えたことをクラスの友だちに安心して伝えられること(自己存在感)、自分の考えを友だち同士で共有し認め合えること(共感的な人間関係)といった、日常の授業の中での人権教育から引き出されるのだと思います。
 授業公開後の全体会では、これまでの研究の概要が説明されるとともに、体育館の1階フロアの壁面などを利用して、児童の絵画や藤岡第一小学校の先生方を中心に東連携型小中一貫校として取り組んだ人権に関する活動のポスターを見て回ることができました。全体会後の授業研究会では熱心な協議が行われ、研究発表会に参加された先生方にとっても、藤岡第一小学校の先生方にとっても、学びの多い1日となりました。

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6月30日(水)小野小学校計画訪問

 本日は、小野小学校の計画訪問でした。
 午前は、学校経営等の説明と授業参観、午後は人権教育や校内研修等の説明と全体会及び授業研究会が行われました。学校経営等の説明では、小野連携型小中一貫校の子どもたちの強みである「表現力」を軸にして、小中一貫の教育目標と方法で教育活動が展開されていることがよく分かりました。授業では、子どもたちがじっくり考えたり、自分の考えを交わし合ったり、内容をまとめて発表したりする姿など、小野の子どもたちの「表現力」の一端を見ることができました。日頃から、生き生きと子どもたちが学んでいるのだろうなと感じました。
 午後の説明会では、小野小学校が人権教育実践推進校として市教育委員会の指定を受けていることから、具体的に進めている教育活動や今後の取組の説明がありました。授業研究会も熱心に行われ、短い時間でしたが「めあてとまとめの整合性」や「ICTの効果的な活用方法」等の協議が行われました。
 子どもたちと先生方の温かな関係の中に、地域とのかかわりも深めながら教育活動が展開されており、小野連携型小中一貫校、コミュニティ・スクールの取組がますます発展していってほしいと感じられた一日でした。

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11月19日(木)いじめ問題解決に向けた鬼石中校区教育懇談会

 今年度から、学校運営協議会が主催となった教育懇談会が、鬼石中学校体育館で行われました。保護者のみなさん、区長さん、民生委員さんをはじめとする地域の方々、先生方、約40名がいじめ問題解決に向け、みんなで話し合いました。
 開会行事の中で田中教育長から「地域の子は、地域で育てる。多くの方々の知恵を持ち寄って子どもたちを育ててほしい。子どもたちの問題について、今日のようにみんなで解決に向けて話し合うことでその機運を高めていくことが大切である。」とのあいさつがありました。そして学校運営協議会 吉野会長によるあいさつ、鬼石中学校 野口浩之校長、学校教育課指導主事より、いじめの現状と取組について説明があった後、「新型コロナウィスルの感染拡大に伴ういじめや差別にどう立ち向かうか」について協議を行いました。
 各班で熱心な熟議が行われ、「コロナ感染症について、ワクチンや薬がまだ開発されておらず、わからないことも多いため、強い不安や恐れを感じ、その影響でいじめや差別につながっているのではないか。」「学校では、コロナ感染症に対する正しい情報を伝えたり、日頃から子どもたちの思いやりの心を育てたりしてもらっているので、今後も続ける必要がある。」「家庭では、メディアなどの間違った情報にふりまわされないようにコロナ感染症に対する情報についてしっかりと確認し合うこと大切である。」「身近な大人の一言が子どもたちの考え方や行動に影響するため、日頃から子どもたち以上に私たち大人の人権感覚を磨いていかなければならない。」などの意見が出されました。
 たくさんの参加者と熱心な熟議によって会場は熱気に包まれ、大変充実した懇談会になりました。ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。

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11月19日(木)藤岡市教育委員会指定 人権教育実践推進校研究発表会

 14:45より、美九里東小学校にて、人権教育実践推進校研究発表会が行われました。この事業の目的は、指定校が、2年間で偏見や差別の解消に積極的に取り組む態度を育てるなど、人権を尊重する児童生徒の育成に関する実践を推進し、市内小中学校での取組の参考となる発表等を行うことで、市内小中学校の人権教育に寄与していくことです。
 当日は、コロナ禍での発表会のため、参加者数の制限等感染症対策を実施しながら、市内小中学校で人権教育を進める先生方が集まり、開催されました。会場となった体育館には、子どもたち直筆のコメントが貼られた掲示物や子どもたち一人一人の人権宣言をつるした「人権の木」など、参考になる展示がなされていました。
 教育長のあいさつでは、人権教育を進めていくことは、子どもたちにしっかり学力をつけ、物事を合理的、科学的に考えて行動できる子を育てることにつながることをお話しいただきました。
 実践内容の報告では、令和元年度から取り組んできた人権教育の内容に直接関係する児童主体の活動(児童会活動、各学級での取組、全校での取組)や、令和2年度に重点的に行った授業中の生徒指導の3機能を重視した研究(算数・道徳・特別活動)についての報告が行われました。
 実践の成果としては、「授業の時に、前に勉強したことをヒントにして考える」や、「自分の考えと友だちの考えを比較して、自信を持ったり考えを変えたりする」といったアンケート項目で、当てはまる児童の割合が着実に上昇しているなど、数値でみても効果の表れがよく分かりました。
 こうした積極的な取組が、東中学校区、市内小中学校へと広がっていくことが期待できる1日となりました。
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11月17日(火)令和2年度 人権教育研究推進事業視察

 13:20より、藤岡第一小学校にて、人権教育研究事業にかかる授業公開が行われました。人権教育研究推進事業は、群馬県教育委員会より委託され、令和2・3年で行われる事業です。また、本日の授業公開は、東連携型小中一貫校公開授業研究会も兼ねられており、東中学校区の小中学校の先生方が研鑽を積み、各校での実践に活かすために参加されていました。
 公開された授業は、1年生から6年生までの6つの授業です。人権教育とのつながりをとらえやすい道徳だけではなく、算数や社会などといった教科の学習も公開され、参加者にとっては学びの多い授業公開となりました。子どもたちが考えを深めるための見やすく分かりやすい板書やネームプレートの活用など、人権教育や生徒指導に関わる具体的な手立てが提案され、授業公開後の研究会でも熱心な協議が行われていました。
 コロナ禍での公開で、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保、オンラインを活用した全体会など感染症防止対策を行いながらの実施でしたが、実りの秋らしい充実した授業公開となりました。

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5月22日(金) 小中学校の再開について

                        令和2年5月22日 
小中学校児童生徒保護者 様
               藤岡市長        新井 雅博 
               藤岡市教育委員会教育長 田中 政文 

         小中学校の再開について

 この度の新型コロナウイルスの感染拡大防止にともなう、長期にわたる臨時休校の実施に、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。この間、ご家庭でのお子さんの感染予防や養育に関わり、多大なるご心配やご不便をおかけしたことと存じます。
 さて、本県においては5月14日に緊急事態宣言が解除され、県立学校も6月1日から再開されることになりました。本市においても、児童生徒の学びの保障や心身の健康等の観点から感染防止対策を徹底し、学校における感染リスクを可能な限り低減しながら、6月1日から学校を再開いたします。
 なお、再開にあたっては、県の方針を受け、下記の点に留意しながら段階的に通常の学校生活に戻そうと考えておりますので、保護者の皆様におかれましても、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

                 記

1 学校における新型コロナウイルス感染症に対する基本的な考え方
〇感染症の正しい理解とその予防方法について学ぶ時間を確保する。(マスクの着用、手洗いの徹底等「新しい生活様式」の定着を図る)
〇感染者に対する差別や偏見が生まれないよう人権教育を推進する。
〇児童生徒が感染した場合
・全校体制で感染した児童生徒の支援に努める。
・当該校を休校とし、消毒を徹底する。
・在籍児童生徒の健康に配慮し、保健所の指導のもと登校を再開する。

2 段階的な学校再開
〇6月1日(月)〜6月12日(金)の2週間
 隔日で分散登校し、午前中学習を行う。(持ち帰り給食)
〇6月15日(月)〜6月19日(金)の1週間
 毎日登校し、午前中学習を行う。(通常給食)
〇6月22日(月)〜
 通常登校とし、通常の学習を行う。(通常給食)
 ※詳細については学校より連絡します。

3 保護者の皆様へご協力いただく事項
〇毎日の検温等、お子さんもご家族の方も体調管理の徹底をお願いします。なお、発熱等の風邪症状がある場合や感染が心配な場合等は、必ず学校にご相談ください。
〇保護者の方も「新しい生活様式」を取り入れた生活を心がけるようお願いいたします。
〇児童生徒、同居する家族などが、「PCR検査対象」「濃厚接触者」「自宅待機」となった場合は、速やかに学校にご連絡ください。

3月2日(月)第11回定例校長会議

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第11回定例校長会議が以下の内容で行われました。
1 あいさつ並びに指示(教育長)
2 市政の近況について(教育部長)
3 報告並びに連絡(各所属長より)
4 指示並びに伝達(学校教育課長)
5 連絡、協議
(1) 3月4月の行事予定について
(2) 令和元年度学校経営の成果と課題
(3) 人権アンケートの結果について
(4) 令和2年度藤岡市教育研究所研究員募集について
(5) 卒業期及び学年末、学年始めにおける生徒指導について
(6) 高山社跡見学の日程について
(7) 令和2年度藤岡市各種研修会について
 (8) 令和元年度標準学力検査の速報について
6 その他
(1) 藤岡市立学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則ついて
(2) 労働基準法第36条に基づく労使協定の締結について
(3) 人事評価制度の一部変更について
(4) 令和元年度教育支援審査結果の報告について
(5) 保健帳票のC4thでの管理について
(6) 各小中一貫校における「おすすめ本」について
(7) 来年度の耳鼻科、眼科健診について  

教育長からは来年度に向けて「学校評価の在り方を見直すこと」「小中一貫教育では、一貫校学校要覧に教科等の重点を示し、共通の目標をもって学力向上を進めていってほしい」「コミュニティ・では、二つ折りリーフレットによる教職員、児童生徒、保護者への啓発、PTAとの協働を期待している」「業務改善については、学校行事の見直しを進め、単に行事をカットするのではなく、同じ効果を他のことで得ていくように考えるのがよい」ということを、いろいろな資料を提示してお話しされました。
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市教委行事
5/16 年度始訪問(美東・美西)
第1回いじめ防止担当教員研修会
5/22 年度始訪問(鬼北・鬼小・鬼中)

就学事務

藤岡市いじめ問題解決に向けた取組

令和5年度いじめ問題解決に向けた子ども会議

藤岡市教育委員会
〒375-8601
群馬県藤岡市藤岡1485
TEL:0274-22-1211
FAX:0274-24-3252