スローガン 〜一人一人がきらりと輝く、学校がきらりと輝く 花の学び舎〜

◎ 西連携型小中一貫校 基本目標 『未来を切り拓く力をもった子どもの育成』

◎ 目指す児童生徒像
・【知】自ら学び自ら考える児童生徒
・【徳】心豊かで思いやりのある児童生徒
・【体】健康でたくましい児童生徒

2.学校経営方針
「コミュニティ・スクールの推進を基盤とする小中一貫教育の一層の充実」を学校教育方針として掲げ、西連携型小中一貫校としての、小中9か年の学びの連続性「これまで」「ここでは」「このあとは」を踏まえた授業実践ならびに生徒指導の3機能(自己決定、自己存在感、共感的人間関係)を生かした指導の継続により、学力の向上ならびに生徒指導の充実を目指す。  また、家庭及び地域との連携・協働を一層推進し、学力向上を支える基盤を構築する。

(1)「自ら学び自ら考える児童生徒」の具現化に向けて
○授業の見通しをもったり、自らの学習活動を振り返って次につなげたりする「主体的な学び」を構築するため、「つなぎ教材」を活用し「めあて」の提示から「まとめ」・「振返」を行う「西」連携型小中一貫校授業スタンダードに基づく授業づくりの充実を図る。
〇既習事項(「これまで」)や調べ学習の結果等をもとに、自分の考えを持たせ、その考えを他者の考えと比較・検討し、広げ深めるために、めあて達成に必要な協働的な学習(学び合い)の過程を大切にする。
○児童生徒の能力を最大限に発揮できるように、一人一人の児童生徒の習熟の程度に応じた学習課題を用意する(複線型の授業)など、個に応じた指導を工夫する。
○児童生徒のやる気を喚起させるため、授業中の積極的な生徒指導(3機能)を大切にし、自らの考えや意見を自己決定したり、それを発表したりする場と時間を保証するとともに、児童生徒同士でお互いのよさを認め、ほめ、伸ばす共感的な人間関係を大切にする。
○「西」協働ネットワークとの連携・協働による地域人材の積極的な活用に努める。
○次の授業とのつながりを意識した課題の提示や「家庭学習の手引き」等の活用により、家庭学習の充実(量・質ともに)につなげる。
※学習の基盤となる、発達段階を踏まえたつながりのある「学習の構え」の定着を図る。

(2)「心豊かで思いやりのある児童生徒」の具現化に向けて
○一人一人にとって信頼とやすらぎのある学級になるように、学級経営の充実を図る。また、学級・学年・学校全体で、一つものを創り上げる経験を通して、団結することのよさや一人一人がかけがえのない存在であることに気づかせ、よりよい人間関係を育む。
○よりよい学級や学校生活を目指して、自ら課題に気づき、その改善に向けて自主的・実践的に解決しようとする態度を育てるために、学級活動の充実に努める。また、児童生徒の自発的・自治的活動を効果的に展開できるような指導体制を確立し、児童会・生徒会活動やクラブ活動の充実に努める。
○道徳教育と特別活動との関連を図るとともに常時指導を通して、一人一人の人格を認め、お互いを尊重する人権教育の推進に努める。
○自分のよさに気づかせるとともに、発達段階に応じた基礎的・汎用的能力を明らかにして、全教育活動を通したキャリア教育の推進・充実に努める。
○個々の児童生徒の特性を踏まえて、組織的・計画的な特別支援教育の推進・充実に努める。
○郷土を愛する心豊かな児童を育成するために、高山社学と校区に現存する豊富な文化財の学びを核に、教科・道徳・総合的な学習の時間等の関連を図った指導の充実を図る。
○読書好きの子どもを育てるため、朝読書や読み聞かせ、図書ボランティアとの連携・協働した活動の充実を図る。
○4校人権教育強化月間の推進を核として、全教育活動を通した人権教育の充実を図る。

(3) 「健康でたくましい児童生徒」の具現化に向けて
○運動に主体的に取り組む児童生徒を育てるために、技能の向上や技の克服をスモールステップで実感させることができる手立てを工夫した「学びのつながりを踏まえた体育の授業スタンダード」による授業の実践・充実を図る。
○運動に対する興味・関心を高め、運動好きにするために、体を動かすことやスポーツをすることの楽しさを体感させる遊びの場や内容、体育的行事・部活動の指導内容の充実を図る。
○児童生徒たちが主体的に自分の健康を考えて継続して実践できるように、食に関する指導や保健指導の充実に努め、目標の設定をはじめ、実践を支援するための活動を推進する。
○健康な体を育んだり運動機能を高めたりするため、体幹を意識した日頃の姿勢について一貫校で共通した保健指導を行い、主体的に健康増進や体力向上に取り組む態度を養う。
○「早寝・早起き・朝ごはん」をはじめとする基本的な生活習慣を日常化するため、家庭と連携・協働して「笑顔いっぱい健康WEST」を推進する。
○生命尊重を基盤に児童生徒一人一人が健康・安全に関する正しい知識を身に付け、適切な行動ができるよう、具体的な対処法を教えたり、体験的な学習を効果的に取り入れたりする。
○新たなことや困難なことにも立ち向かうチャレンジ精神や、意志を貫く態度を養うために、学校行事等において、目標決定や課題解決に向けて粘り強く努力する過程を大切にする。