藤岡市教育委員会

11月19日(木)藤岡市教育委員会指定 人権教育実践推進校研究発表会

 14:45より、美九里東小学校にて、人権教育実践推進校研究発表会が行われました。この事業の目的は、指定校が、2年間で偏見や差別の解消に積極的に取り組む態度を育てるなど、人権を尊重する児童生徒の育成に関する実践を推進し、市内小中学校での取組の参考となる発表等を行うことで、市内小中学校の人権教育に寄与していくことです。
 当日は、コロナ禍での発表会のため、参加者数の制限等感染症対策を実施しながら、市内小中学校で人権教育を進める先生方が集まり、開催されました。会場となった体育館には、子どもたち直筆のコメントが貼られた掲示物や子どもたち一人一人の人権宣言をつるした「人権の木」など、参考になる展示がなされていました。
 教育長のあいさつでは、人権教育を進めていくことは、子どもたちにしっかり学力をつけ、物事を合理的、科学的に考えて行動できる子を育てることにつながることをお話しいただきました。
 実践内容の報告では、令和元年度から取り組んできた人権教育の内容に直接関係する児童主体の活動(児童会活動、各学級での取組、全校での取組)や、令和2年度に重点的に行った授業中の生徒指導の3機能を重視した研究(算数・道徳・特別活動)についての報告が行われました。
 実践の成果としては、「授業の時に、前に勉強したことをヒントにして考える」や、「自分の考えと友だちの考えを比較して、自信を持ったり考えを変えたりする」といったアンケート項目で、当てはまる児童の割合が着実に上昇しているなど、数値でみても効果の表れがよく分かりました。
 こうした積極的な取組が、東中学校区、市内小中学校へと広がっていくことが期待できる1日となりました。


【小・中学校】 2020-11-20 13:51 up!

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