藤岡市教育委員会

11月27日(金)いじめ問題解決に向けた北中校区教育懇談会

 今年度より、学校運営協議会が主催となった標記懇談会が、北中学校体育館で行われました。コロナ禍ということで、今年度は教育講演会として開催し「SNSいじめとコロナウイルス〜なぜ起こる?いじめ・差別・偏見〜」と題し、ぐんま子どもセーフネット高橋 祐紀先生にご講演いただきました。
 開会のあいさつの中で、田中教育長より「先々が不透明な中を、コミュニティ・スクールとして地域の力で子どもを正しい方向へ導いていく。その目指す地域づくりにも大きな影響を及ぼすのがこのSNSの問題であるので、大人も真剣に考えていくべき問題である。本日は高橋先生からみんなで学び、一緒に考えていきたい。」との話がありました。続いて、学校運営協議会の岩崎会長より「地域でコロナによる差別やいじめが発生しないようにするためにはどうしたらいいか、高橋先生の講演の中から学んでいきたい」とのあいさつがありました。
 講演会では、講師の高橋先生より「いじめはネットが関わると大きな問題になってしまう。これからは、十人十色を誰もが認められるアサーティブな社会にしていく必要がある。そして、何かが起きた時でも、ポジティブ思考をもって根気と粘り強さで乗り越えていく子どもに育てていく。そのためには、家族、親戚、近所等のどこかに一人、信頼して何でも話せる大人がいることが大切。私たち大人は子どもたちのために、そんな大人になっていきたい」とのご講演をいただきました。
 子どものために地域でできることを再確認できた、学びの多い充実した教育講演会となりました。



【小・中学校】 2020-11-30 09:55 up!

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