藤岡市教育委員会

12月8日(火)いじめ問題解決に向けた東中学校区教育懇談会

 この事業は、今年度から学校運営協議会が主体となって運営され、今日は19:00より、藤岡公民館大会議室にて行われました。
 はじめの挨拶では、学校運営協議会の御供会長から、今回のような講演の内容も含めて、私たち大人が子どもの様子をよくとらえ、地域と一緒になって子どもたちを育てることが大切であるとお話をいただき、教育長からは、少子化の時代となり、身近に子どもがいない地域もある現状の中でも、こうした懇談会などに積極的に参加いただくことが地域における子育てにつながるとお話をいただきました。
 本日の講演会の講師は、NPO法人ぐんま子どもセーフネット活動委員会の 高橋 祐紀 先生でした。コロナ禍において家庭で過ごす機会が多くなり、昨今の子どもたちを取り巻くSNSや通信ゲーム等の問題点についてその実情を大人がとらえることを目的に、実際のSNS上の動画やオンラインゲームの画面を紹介いただきました。子どもが惹きつけられるような仕掛けがあり、画面をとおして身近ではない人と会話や対戦を楽しむ機会もあるなど、家で過ごしていても、画面をとおして様々なコミュニティと子どもたちはつながっていることを実感しました。
 こうした実情を踏まえ、大人が子どもたちに接していくスタンスとしては、SNSやオンラインゲームなどに興じている子どもの状態は、身体は家にいながらも、気持ちは外界とつながっている状態であり、そのことを大人が理解することが大切である、ということです。頭ごなしに、SNSやオンラインゲームを否定するのではなく、こうした実情の中で子どもたちが過ごしていることを受け入れて、私たちは子どもたちと対話を重ねて、よりよい使い方やルールづくりなどを共に考える姿勢を持ち続けていきたいと感じました。



【小・中学校】 2020-12-11 08:16 up!

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