令和3年度 教育研究論文表彰

令和3年度藤岡市教育研究所論文の表彰が行われ、新井研究所長から研究論文をご執筆いただきました先生方に、賞状が手渡されました。
本年度は、藤岡市内の先生方から、人権教育に係る内容や小中一貫校としての取組、ICTを活用した教材開発等の研究論文が提出されました。最優秀賞に輝きました研究論文は、藤岡第一小学校の鈴木教諭にご執筆いただきました研究論文「児童の主体的なICT活用を促すデジタル教材の作成‐小学校第3学年社会科「市の様子」の単元におけるGoogle Earthを活用した授業の提案‐」は、ICTを授業に活用する際の問題点として常に上位に挙げられるローマ字入力や、アプリの操作に言及していただき、その改善策を的確に示していただきました。他の先生方の研究論文につきましても、どの論文も藤岡市の教育を推進する上で、とても価値のある研究を実施していただきました。
 研究内容の継続的な実践と、今後の研究推進に期待しています。

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3月1日(火)令和3年度藤岡市教育研究所修了式

本日、1年間の研究に励んだ9名の研究員に田中教育長より修了証が授与されました。
 田中教育長は、藤岡市の小中一貫教育や学びのつながりを大切にしながら進めた一人一人の研究のよさについてコメントし、「子供の姿でスタートし、子供の姿で検証することや、難しいことを分かりやすく伝えること、一緒にやった仲間とのつながりを大切にしてほしい。これからも子どもたちの笑顔、やる気、希望のために頑張ってほしい」と研究員にエールを送りました。
新井研究所長からは、感染症対策を講じながらの授業実践の難しさや思考を整理することの大切さについて触れ、「研究を続けることで学んだことを成果として、さらに次の研究に取り組んでほしい」と話がありました。
 また、櫻井校長会長様からご祝辞をいただき、「子供たちを目の前にして研究をするということによる新たな発見をしたと思う。これからも答えのない課題に立ち向かい、ますます活躍をしてほしい」とお話をいただきました。
 最後に研究員を代表して課題研究班の吉井悠太研究員(西中学校)より「子どものために、タブレット端末を用いたICT活用について実践を行うことができた。改めて教育の難しさや奥深さを感じた。これからも、子供たちが学びのやりがいや楽しさを感じられるように日々の授業で研鑽を進めていきたい。1年間のご指導、大変ありがとうございました。」と謝辞が述べられ、修了式が閉会となりました。
 研究所は、これからも、笑顔、やる気、希望に満ちた藤岡の子ども達の成長のために頑張る先生方の活躍を期待し、応援しています。
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1月14・21日 藤岡市教育研究所 草案検討会

 2日間に渡り、標記の会が新型コロナウィルス感染症対策を講じながら、開催されました。自分の研究を堂々と語る先生方の発表からは、子どもたちが生き生きと学ぶ様子が目に浮かぶとともに、この一年間の研究を通して授業力が向上していることがよく伝わりました。また、新井所長、研究部長の大塚校長先生、事業部長の村田校長先生から、具体的な子どもの記述やアンケート調査等のエビデンスを基に、研究をしっかりとまとめていく必要がある等の大変参考になる指導助言をたくさんいただきました。先生方の研究は論文の形として完成に向かっていますが、子どもたちのために授業力を高めていこうという熱意はさらに膨らんでいくことと思います。今年度の研究は、笑顔・やる気・希望に満ちた藤岡の子どもたちのために頑張るすべての先生方にとっても参考となることでしょう。
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9月17日(金)藤岡市教育研究所構想検討会

藤岡市教育研究所構想検討会が行われました。新型コロナウィルス感染症対策のため、研究員及び所員の先生方は全員が参加せず、自分の検討の時間に参加していただきました。これから本格的に始まる検証授業において大切な研究の仮説、内容と方法等について検討しました。研究員の先生方にとって、研究部長や事業部長等の先生方の研究をみる視点が参考になり、自分では気付かなかったことや改めて考える必要があることなどがはっきりし、今後の研究を進める上で有意義な検討会となりました。
よりよい授業を目指して真剣に考えている先生方も、子どもたち同様、笑顔、やる気、希望に満ちあふれています。
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6月25日(金)藤岡市教育研究所主題検討会

本日、標記の会が実施されました。まず始めに、新井所長から「研究推進に向けて、子どもの実態をしっかりと把握していただいている。他の研究員の研究について自分の研究に照らし合わせながら、検討してほしい」と話がありました。
 その後、研究員が自分の研究について説明し、参加者全員で検討しました。
新井所長、村田事業部長からの指導・助言や、他の研究員、所員からの意見や感想は、今後の研究を進めるうえで大変参考になるものでした。そして、研究員の先生方は、目の前の子どもたちのために自分の研究をよりよくしたいという思いを強くしていました。

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5月20日(木)特別支援講習会

特別支援講習会がオンラインで行われました。この研修会は、障害のある児童生徒への適切な教育的支援を実施するために、特別支援教育の目的や指導方法についての理解を深めることを目的としています。
講習会では、ご参加いただきました先生方から特別支援教育を推進する上でとても大切な内容についてのご質問をいただきました。また、貴重な実践について具体的な内容を紹介していただきました。
この研修会を経て、特別支援教育の充実を図り、生き生きと学ぶ児童生徒が増えることを期待しています。

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5月14日(金)藤岡市教育研究所 第2回定例研修会

 標記の研修会が感染症対策を講じながら、通常よりも時間を短縮し開催されました。新井研究所長からの挨拶では、「県独自の警戒度が4になったため緊張感をもち、感染症対策に気を配りながら教育活動を行ってほしい」「研究所もオンラインで開催する可能性もある」など、現在の状況を踏まえたうえでのお話をいただきました。
その後の各コースの研究内容の検討では、自分の課題や研究の方向性などを話し合いました。研究員の先生方は子どもたちのために熱心に研究について語っていました。
今年度も研究所は、子どもたちの笑顔・やる気・希望でいっぱいの授業作りのために日々学び続ける先生方を応援します。

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5月7日(金)令和2年度 教育研究論文表彰 鬼石中学校

令和2年度藤岡市教育研究所論文の表彰が行われ、新井研究所長から鬼石中学校 櫻井 大起 教諭に、賞状が手渡されました。
 令和2年度小野中学校数学部としてご執筆いただきました研究論文「学びのつながりを踏まえ、数学的な思考力、表現力を育てる授業改善−習熟の程度に応じた3学年の「タテ持ち指導」を通して−」は、数学部会の計画的な実施による組織的な授業づくりを基に、各数学担当教員が3学年全ての授業を担当することで学習内容の系統性を踏まえた習熟度別少人数指導を「タテ持ち指導」で実施することにより、生徒の数学的な思考力、表現力を育てられることを、授業実践を通して明らかにするという内容であり、とても価値のある研究を実施していただきました。
 なお、令和2年度小野中学校数学部であり、本年度から安中市立第一中学校へ異動されました廣木 拓 教諭におかれましては、直接お渡しできないため賞状を送らせていただきます。
 研究内容の継続的な実践と、今後の研究推進に期待しています。

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4月30日(金)令和2年度 教育研究論文表彰 藤岡第一学校

 令和2年度藤岡市教育研究所論文の表彰が行われ、新井研究所長から藤岡第一小学校 鈴木 威仁教諭、大島 惠依子教諭に、賞状と記念品が手渡されました。
鈴木 威仁教諭の研究論文「場面緘黙症児の早期支援の提案−場面緘黙症A児童の通級指導を通した「藤岡市版・場面緘黙指導スタンダード」の作成をめざして−」は、場面緘黙症A児童の困難さの軽減を図る通級指導を通して「藤岡市版・場面緘黙スタンダード」の作成を目指し、各校においても場面緘黙児の早期支援が開始できることを明らかにするという内容でありました。
大島 惠依子教諭の研究論文「学習指導と生徒指導の融合による『主体的・対話的で深い学び』の実現−音楽科における生徒指導の3機能を位置付けた学習過程の工夫について−」は、題材の追求する過程において、「主体的・対話的で深い学び」を視点に、生徒指導の3機能を内在化させた5つの活動(「思いをもつ」「思いを集団で共有する」「十分に試す」「評価し合う」「表現の高まりを実感する」)を行き来させる形で取り入れることを手立てとし、児童一人一人が明確な根拠を意図として追求し、表現の高まりを実感してそれぞれの表現のよさを認め合ったりできる「自己肯定感を高め、他者を認めることのできる児童の育成」を目指すという内容でありました。
どちらの研究論文もとても価値のある研究内容であります。今後の研究内容の継続的な実践と、今後の研究推進に期待しています。

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4月28日(水)令和2年度 教育研究論文表彰 小野中学校

 令和2年度藤岡市教育研究所論文の表彰が行われ、新井研究所長から小野中学校数学部 佐藤 友貴、清水 克也、木内 崇道 教諭に、賞状と記念品が手渡されました。
 小野中学校研究論文「学びのつながりを踏まえ、数学的な思考力、表現力を育てる授業改善−習熟の程度に応じた3学年の「タテ持ち指導」を通して−」は、数学部会の計画的な実施による組織的な授業づくりを基に、各数学担当教員が3学年全ての授業を担当することで学習内容の系統性を踏まえた習熟度別少人数指導を「タテ持ち指導」で実施することにより、生徒の数学的な思考力、表現力を育てられることを、授業実践を通して明らかにするという内容であり、とても価値のある研究を実施していただきました。
 研究内容の継続的な実践と、今後の研究推進に期待しています。

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