10月13日(金)多野藤岡地区学力向上対策協議会 学力向上先進地視察研修

 本市、神流町、上野村の教育長、教育委員が学力向上先進地視察研修として長野県上田市立北小学校を訪問しました。上田市教育委員会の峯村教育長、長田学校教育課長、北小学校の上野校長先生をはじめ、職員の皆様が温かく迎えてくださり、北小学校の授業づくり、特色ある教育活動、コミュニティ・スクールについて大変丁寧に説明をしてくださいました。授業参観では4年生と6年生の総合の授業、コミュニティ・スクールに係る「大人の学び講座」を見させていただきました。地域の方が児童と共に生き生きと活動している様子や地域の方が共に学び合っている姿から、充実した地域学校協働活動のあり方を学ばせていただきました。
 また、春原教頭先生、服部研究主任から取組について詳しいご説明をいただき、大変参考になりました。北小応援団長の小山さん(元上田市教育長)、伴コーディネーターにもご出席いただき、貴重なお話をいただき、感謝申し上げます。
 上田市教育委員会、北小学校の皆様のおかげで大変充実した研修となりました。上田市から学ばせていただいたたくさんのことを本市の「小中一貫教育・コミュニティ・スクール」の推進に生かして参りたいと思います。

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10月10日(火)藤岡市教育支援委員会視察研修

 藤岡市教育支援委員会視察研修が群馬県立藤岡特別支援学校で行われました。この研修会は、藤岡市における適正な教育支援を行うため、障害をもつ方の支援等に携わる施設を視察し、保護者に、将来の自立・社会参加を見通した適切な情報提供ができるようにするとともに、児童生徒の障害に応じた指導・支援の在り方についての理解を深めることを目的としています。
 研修では、はじめに藤岡特別支援学校の城田校長より「地域の特別支援教育の要として開校した。一人一人の特性に応じた支援を行っている」という話がありました。その後、校内の施設や授業の見学がありました。
 最後に北中学校の山田校長より、「今日見て学んだことを、今後の特別支援学級での授業と、就学支援に生かしていきたい。貴重な時間をありがとうございました」と謝辞がありました。
 この研修会を経て、さらに障害をもつ児童生徒の適正な教育支援の充実に努めてまいります。
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10月2日(月)西中学校3年総合「魅力ある元気な町 藤岡」優秀企画発表会

 西中学校体育館において、3年生の総合的な学習「魅力ある元気な町 藤岡」の優秀企画発表会が開催されました。この発表会には、新井市長、田中教育長もゲストとして招かれ、講評を行いました。
 西中学校では今年度総合的な学習の時間を使って、藤岡市のよさや課題を発見し、市を活性化させるための企画を考えてきました。市役所の職員から話を聞いたり、修学旅行で訪れた京都と比べたりしながら、学習を深めてきました。
 本日は6つのグループの優秀企画の発表がありました。藤の花をモチーフに商品開発を提案したグループや、ららん藤岡で行うイベントを考えたグループ、藤岡南中の跡地を再開発することを考えたグループなど、中学生らしい柔軟な発想のもと考えられた企画ばかりでした。
 新井市長からは「皆さんが本市の発展のためにいろいろ考えてくれたことに感謝したい。皆さんからいただいたアイデアをぜひ参考にさせてもらい、施策として実行できるようにしていきたい。」と講評されました。また、田中教育長は各グループのよさをあげ、「今日の皆さんの発想は素晴らしかった。発表の仕方も素晴らしかった。何よりも藤岡市をなんとかしたいという思いが詰まっていた。」と講評しました。
 西中学校の3年生の思いを受け、考えてもらったアイデアを施策に反映できるようにしていきたいと思います。

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9月27日(水)にじの家「第3回びっくり体験村」

 藤岡市にじの家では、通級児童生徒や各校の相談室登校の児童生徒を対象に、様々な活動を通して、「できる喜び」や「自分のよさ、友達のよさ、自然のよさ」などを味わう体験をしています。
 今年度第3回目の「びっくり体験村」は「自然」をテーマに、「木古里(豆腐づくり体験)」「上野スカイブリッジ」「神流川発電所」へ行き、体験や見学などを行いました。事前に一人一人が豆腐の作り方や見学場所についての調べ学習を行っていたため、様々な疑問をもちながら活動の臨むことができました。
 「豆腐づくり体験」では、大豆から豆乳やおからができることを体験を通して学んだり、自分たちの豆腐をつくりあげたりと、貴重な体験をすることができました。完成した豆腐は、それぞれが家庭に持ち帰りおいしくいただきました。「上野スカイブリッジ」では、高さ90mから見る景色に感動しながら一歩一歩慎重に橋を渡っていました。最後に訪れた神流川発電所は、スケールが大きく、発電の仕組みを丁寧に分かりやすく教えてもらい、子ども達も興味津々に聞いていました。どの活動も、子ども達にとってびっくりする体験ばかりでした。
 次回のびっくり体験村は、11月15日に行われます。

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9月26日(火)第2回読書活動実行委員会

 本日は各校の図書担当の先生、巡回司書の方にお集まりいただき、第2回読書活動実行委員会が行われました。はじめに田中教育長より、「朝読書をすることで子どもの1日のリズムをつくれる。本日お集まりの先生には先頭になって朝読書の活性化を図ってもらいたい。今日は子どもたちの読みたい本の選定について活発な議論をしてほしい。」という挨拶がありました。
 班別協議では本年度に改定を予定している、「中学卒業までに読みたい本!」の選定方法について話し合いました。アンケートや、委員会活動での選定など、児童・生徒が自分たちの手でつくる「中学卒業までに読みたい本!」の選定のため、各一貫校区での方針がまとめられました。
 本年度中に完成する予定です。藤岡市の子ども達が読書好きになるよう、活発な議論が行われました。各一貫校区の「中学卒業までに読みたい本!」の完成がいまから楽しみです。
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9月22日(金)藤岡市学校経営研修会

 藤岡市総合学習センターに、群馬県総合教育センター所長 古市功様を講師にお招きし、学校経営研修会を開催しました。
 田中教育長から、「今日の講義を通して、非認知能力の育成など最近の話題について考え、今後の学校経営に生かしてほしい。」とあいさつがありました。
 研修会では、「学校教育の現状と課題について」をテーマに講義がありました。講義では、予測困難な時代の人材の育成、非認知能力の育成、ICTの活用・協働的な学びなど、群馬県の教育課題について説明がありました。特に非認知能力の育成について、目指す児童生徒の姿を具体化・行動化し、各校の教員が「共有」することが大切であるとアドバイスをいただきました。最後に、教員の主体性(教師エージェンシー)を育む学校マネジメントを行っていってほしい、「多様性」を意識して「目標」「ビジョン」「目指す姿」を明確にして学校経営をしていってほしいと激励をいただきました。
 本研修会の学びを学校の先生方と共有し、各学校でのよりよい教育へ取り組んでいってほしいと思います。

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9月21日(木)小野小学校計画訪問

 本日は小野小学校の計画訪問でした。小野小学校は、思考力・判断力・表現力を育成し一層の学力向上を図るため、学習スタンダードによる授業実践、「めあて」の明確化、「つなぎ教材」を生かした主体的な課題解決、効果的なネームプレートの活用、タブレットの有効活用を意識して子ども主体の授業づくりを行っています。子供たちは校区の強みである表現力を生かし、主体的に学習に取り組むことができていました。
 午後の全体会では、田中教育長から「小野小学校の授業は板書が素晴らしい。」「子供たちがさらに主体的に学習に取り組むことができるよう、学習のつながり、他教科とのつながり、生活とのつながりを意識して授業づくりを行ってほしい。」「教師の魅力は授業づくり。子供たちが目を輝かして学習に取り組むような授業づくりをしていってほしい。」などの話がありました。
 授業研究会では、今後、さらに子供たちが主体的に学習に取り組むことができるようにするための方策について熱心な協議が行われました。
改めて授業改善について考えることができ、学校教育目標の、「夢に向かってかがやく子」の姿が見られた充実した一日となりました。

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9月15日(金)藤岡市教育研究所構想検討会

 藤岡市教育研究所構想検討会が行われました。
 はじめに、高橋博研究所長より「研究の方向性が定まってきたので、研究のゴールである育成したい子どもたちの姿を常に意識して研究を進めていってほしい」という挨拶がありました。
 検討会では、研究の仮説や内容と方法等について話し合いました。研究員の先生は、本日参加したの先生から意見をいただいたことで、自分では気付かなかった視点で研究を振り返ることができ、今後どのように研究を進めていけばよいか、見通しをもつことができたと思います。
 2学期は研究の検証授業が行われます。本日の検討会でもらった意見を生かし子どもたちの笑顔、やる気、希望のために、すばらしい研究を進めていってほしいと思います。

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9月13日(水) 藤岡市・多野郡中学校英語弁論大会

 本日、藤岡市総合学習センターにおいて、標記の大会が開催されました。開会にあたり、田中教育長より、「皆さんの英語を聞くことができてとてもうれしい。緊張していると思うが、“笑うハニワ”のように笑顔を忘れずに頑張ってほしい」と英語で挨拶がありました。また、英語部会の担当校長である東中吉崎校長先生からも英語で激励の言葉がありました。
 全部で33名の生徒たちが自分のことや日頃感じたり考えたりしていることを英語で発表しました。内容については、1年生は自分自身のこと、2、3年生は、友達との関わり、生き方や考え方、日本の伝統文化、食料問題、人権について等、広い視野から中学生らしい考えや思いをスピーチにしていました。各校の代表者というだけあり、瑞々しい感性で自分自身や社会を見つめ、英語で表現豊かに発表をしていました。話す人の思いが、聞く人の心に響く、素晴らしいスピーチコンテストとなりました。

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9月12日(火) 第4回北連携型小中一貫校学校運営協議会

 北中学校で、第4回北連携型小中一貫校学校運営協議会『ぽらりす』が開催されました。今回の学校運営協議会は、3校のPTA本部役員とのつながりを築くことを目的に行われました。岩崎会長からは、「地域コミュニティをつくる第一歩は顔見知りになることです。まずは今日、顔見知りになりましょう。」と挨拶がありました。
 次に、教育委員会指導主事よりコミュニティ・スクールの概要について、地域学校協働活動推進員の大谷さん、福田さんより地域学校協働活動「とらいあんぐる」について説明がありました。その後、学校運営協議会委員と3校のPTA本部役員、そして学校職員が4つのグループに分かれ、「PTA活動とCSとの連携・協働」というテーマで熟議が行われました。「ぽらりすとPTAの横の連携を深めていき、ゆるやかなつながりを築いていく」「地域とのつながり、協力体制をつくり、地域の担い手を地域で育てていく」など、短い時間の中で多くの意見が出され、学校運営協議会とPTAのつながりを築く第一歩となりました。
 次回10月31日は、地域づくりセンター藤岡においていじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われます。

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8月30日(水) 令和5年度定例いじめ問題調査委員会

 8月30日に定例いじめ問題調査委員会が行われました。開会にあたり、田中教育長が「10年前の大津のいじめ問題を受け、教育委員会制度も大きく変わり、重大事態が発生した場合に第三者委員会ということで外部の調査委員に意見をいただくということで本委員会が始まりました。」と挨拶をしました。本市におけるいじめ問題の現状や対応、いじめ問題に係る取組について担当指導主事より説明をし、それを受けて、調査委員の方にご意見をいただきました。
 最後に、いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処について、「いじめを認知した早い段階から担任の先生が孤立せず、組織で対応することが重要」、「ちょっとした変化を見逃さず、情報共有し、指導にあたることが大切」などの助言をいただきました。
 いただいた助言をもとに、藤岡市の子どもたちが笑顔・やる気・希望に満ちあふれた学校生活を送れるよう、いじめ問題に取り組んでいきたいと思います。
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8月25日(金)令和5年度若手等教員研修会2

 市内小中学校から22名の先生方が参加し、研修会が行われました。本研修会は、教職経験2〜4年目の教員、臨時的任用教員等を対象としたものです。
 はじめに、田中教育長より、「こういう先生になりたい、こうなりたいという思いを大切にして、教師の魅力を追い求めてほしい。児童生徒に良い影響を与えられる先生になってほしい」と挨拶がありました。
 研修会では、「教員としての心構え」「授業づくりの基本」「学級経営の基本」の3つの講義が行われました。「教員としての心構え」では、保護者と協力して子供を育てていくための心構えについて講義がありました。「授業づくりの基本」では子供が主体的に学習している姿とはどんな姿か、そしてそのためにはどのような手立てがあるのか、先生同士がタブレットを使って交流しながら考えを深めました。「学級経営の基本」では子供たちの心理的安全を保障するための方法について講義がありました。
 先生たちは子供たちの笑顔・やる気・希望のために夏休みも前向きに研修に取り組みました。2学期の素晴らしい授業、学級経営を期待しています。

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8月24日(木)藤岡サマーイングリッシュチャレンジ 第3日目

 最終日にもなるとこれまで以上に聞き取りもよくなり、自然なやり取りや、リアクションが多く見られるようになりました。
閉講式では教育長から修了証が渡され、英語で「3日間でたくさんの笑顔がみられました。笑顔でいることはとても大切なことです。笑顔でいることを忘れないでください。」と挨拶がありました。
 最後にALTからのメッセージがあり、3日間の体験が終わりました。3日間でたくさんのチャレンジができたと思います。これからも笑顔、やる気、希望でいろいろなことにチャレンジしていってほしいと思います。

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8月23日(水)藤岡サマー・イングリッシュ・チャレンジ 第2日目

 藤岡サマー・イングリッシュ・チャレンジでは、児童を「Arts & Crafts」「English Game Time」「English Activities」の3つのグループに分けて、3日間ですべてのグループでの活動を体験します。「English Game Time」ではカルタやクイズ大会といったゲームを通して友達と競い合いながら英語に親しみました。「English Activities」では、語順を入れ替えて英文を作ったり、英語でのクロスワードパズルを作ったりすることで英語の表現に親しみました。「Arts & Crafts」ではオールイングリッシュで説明を受けて毛糸やビーズで工作を行うことで、聞き漏らさずに英語を聞いて分からないことを質問していました。
 それぞれ担当するALTが工夫して活動を考えました。2日目は、昨日以上に一人一人の英語使用がぐんとアップしました。それぞれのグループで、英語で自分から積極的にALTの先生に話しかけたり、言いたい表現を質問したり、一生懸命にチャレンジしている子供たちの姿が見られました。

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8月23日(水)「藤岡算学塾」(中学生)(5日目)

 「藤岡算学塾」最終日は、久しぶりに熱中症警戒アラートが群馬県に発令されず、現地開催ができ、藤岡市の中学生たちと会えることができました。
 本日は、群馬大学大学院教育学研究科授業実践開発コースの山本惇裕さんによる講座「ドットアンドボックスから考える図形の性質」と、群馬県総合教育センターの太田紀子指導主事による講座「数学を楽しもう」がありました。
 山本さんの講座では、ドットアンドボックスというゲームに、山本さんが新しいルールを追加したゲームを行いました。隣の友達とのやり取りに、生徒たちは「やったー!」、「くやしー!」の声を上げ、ゲームを楽しんでいました。もちろん、その中には数学的な要素や、初めて知る三角形の面積を求める公式などがあり、生徒たちは驚きながらも、その公式をノートに書き記していました。
 太田指導主事の講座では、コインをとるゲームの必勝法を、生徒たちが自らゲームをやる中で気づくことができたり、「四色定理」という有名な問題に、ヨーロッパの地図を題材として取り組んだりしました。最後の問題は、よく自動車のナンバーなどで遊ぶ「メイク10」というゲームを行いました。「9,9,9,9」を+、−、×、÷、( )を使って10を作るゲームです。数を「9,8,8,8」や「9,7,7,7」に変えて行う中で、太田指導主事から、既習事項を次の問題に生かすことの大切さを学べました。
 また、講座を参観にいらした先生方や保護者の方々も数学に真剣に取り組んでいらっしゃいました。教育長の挨拶にもありましたが、数学は大人になっても面白いものだと思いました。
 5日間の講座を終え、生徒たちは、日常の様々なところに学校では教わらない数学が潜んでいることを実感していました。藤岡市の生徒たちがこれからも「笑顔、やる気、希望」で数学を学んでくれることを願って、2023年の藤岡算学塾を閉じました。
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8月22日(火)藤岡サマー・イングリッシュ・チャレンジ 第1日目

 本市では小学校1年生から担任とALTによる外国語活動に取り組んでおり、その一貫として3日間、藤岡市内の小学校5,6年生37名が参加し、藤岡サマー・イングリッシュ・チャレンジを開催しました。
 開講にあたり、田中教育長より英語で「英語をさらに好きになってくれることを願っています。英語活動を楽しんでください」とあいさつがありました。その後、8人のALTの自己紹介があり、明るく朗らかな英語での自己紹介で会場は楽しい雰囲気になりました。
 藤岡サマー・イングリッシュ・チャレンジでは子どもが3つのグループに分かれ、8人のALTと日本人教師による英会話活動が行われます。ALTの先生の説明をよく聞き、オールイングリッシュの活動に意欲的に取り組んでいました。3日間、オールイングリッシュの活動を楽しんでほしいと思います。

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8月22日(火)「藤岡算学塾」(中学生)(4日目)

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 「藤岡算学塾」4日目も、熱中症警戒アラートが群馬県に発令されてしまったため、残念ながらオンライン開催となってしまいました。
 本日は、西中学校の蓮舎先生による講座「無限への招待」と、北中学校の諏訪先生による講座「○×クイズに潜むパスカルの三角形」がありました。
 蓮舎先生の講座では、高校生で習う無限級数を学び、その後、「無限ホテル」という有名な問題に取り組む講座となりました。無限に部屋のあるホテルの客室が、無限の客で満室になっている。そこに無限の客がきたら受け入れることができるのかなど、大学レベルの数の考え方を中学生にもわかりやすく説明してくれました。
 諏訪先生の講座では、○×クイズから、樹形図、そして、パスカルの三角形について話が進んでいきました。パスカルの三角形はただの左右対称の数の集合ではなく、さらにその中に2の累乗や、11の累乗、フィボナッチ数列など、様々な数の性質があることが分かりました。視覚的に理解しやすく、驚きのある授業になりました。
 本日のオンライン講座でも、生徒たちは積極的にクイズに参加したり、挙手して質問をしたり、発表をしたりするなど、数学のおもしろさを実感した様子がみられました。

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8月21日(月)「藤岡算学塾」(中学生)(3日目)

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 「藤岡算学塾」3日目も、熱中症警戒アラートが群馬県に発令されてしまったため、残念ながらオンライン開催となってしまいました。
本日は、東中学校の高橋先生による講座「虫食い算」と、北中学校の吉崎先生による講座「ゲーム理論」がありました。
 高橋先生の講座では、関孝和先生にちなんで、和算書に関する「虫食い算」の問題が提示されました。虫食い算は、論理立てて考えないと解けないため、生徒たちは一つ一つ丁寧に問題を読み解いていました。どこから解決していくのかを判断する力が必要だと実感する講座となりました。
 吉崎先生の講座では、ゲーム理論について学習しました。「ゲーム理論」という言葉を知っているか確認したところ、ほとんどの生徒がその存在を知りませんでした。ゲーム理論とは、社会や自然における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的な数理モデルを用いて研究する学問だそうです。今日の講義で生徒たちは今までの数学のように必ず答えの出る問題ではなく、数や論理的思考を使って、相手を納得させることができる「納得解」について触れることができました。
 本日のオンライン講座でも、生徒たちは積極的に挙手して質問をしたり、発表をしたりするなど、数学のおもしろさを実感した様子がみられました。
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8月18日(金)「藤岡算学塾」(中学生)(2日目)

 「藤岡算学塾」2日目は、熱中症警戒アラートが群馬県に発令されてしまったので、残念ながらオンライン開催となってしまいました。先生方は急なオンライン開催にも関わらず、しっかりと準備をして講義をしてくださいました。
 本日は、小野中学校の佐藤先生による講座「数学ってどう使うの?」と、鬼石中学校の田村先生による講座「必勝法を見つけよう」がありました。
 佐藤先生の講座では、小学校で習う「道のり、速さ、時間」について、教科書にあるような問題ではなく、想像を働かせないと解けない問題に取り組みました。大人が取り組んでも難しい問題でしたが、佐藤先生から「問題場面を図に表せることが本当に分かったということである」という話をしていただくことで、理解につながった生徒もいました。図をかくことの大切さを改めて実感する講座となりました。
 田村先生の講座では、数遊びの中に潜む、数の規則性を利用した必勝法を生徒たちに伝授していました。ぜひ、家族でやってほしいと思います。
 オンライン開催でも、生徒たちは積極的に挙手して質問をするなど、本日も数学のおもしろさを実感した様子がみられました。
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8月17日(木)「藤岡算学塾」(中学生)(1日目)

 本日より中学生「藤岡算学塾」が5日間開催され、約40名の生徒が参加します。算学塾は、普段学校の授業では教わらない、さまざまな問題にチャレンジすることを通して、数学の面白さ、美しさ、不思議さに気付き、子どもたちの数学への興味・関心を高めることを目的に行っています。
 初日は、群馬大学共同教育学部の澤田麻衣子先生による特別講座【「数学めがね」をかけると見えてくる世界 〜「指数めがね」編〜】がありました。
 澤田先生は数学の教材開発に関心をもち研究テーマとしております。本日も指数によるものの増え方や減り方について具体的な教材を提示してくださったので、生徒たちからも「おー!」という声があがっていました。また、絵本の「王さまライオンのケーキ」やドラえもんの「バイバイン」を活用するなど、生徒の興味を引き出してくれました。授業内容は中3〜高3程度の学習の範囲でしたが、中学1年生にも分かるように教えていただき、生徒たちも数学のおもしろさを実感した様子がみられました。
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