11月18日(土)藤岡算学塾(小学生)3日目(その2)
当日の写真を追加で掲載します。
11月18日(土)藤岡算学塾(小学生)3日目(その1)
3日目は、群馬大学共同教育学部数学専攻の大学生と、同大学教育学研究科の大学院生を講師に招き講義を行いました。まずは、大学生の1人が「サイコロを作ろう」、その後、他の大学生2名が「必勝法」という題目でミニ講座を1つずつ行いました。大学生らしいアイデアで児童たちのやる気を引き出してくれました。児童たちからは「サイコロを作ろうでは、先週の見えないものを見るという見方や考え方を使って、頭の中でサイコロを動かしました。先週やったことが身についたと同時に、今日の学習もできてうれしかったです。」「サイコロの対面の数字を足すと7になることを初めて知りました。」「必勝法の1パターンは分かったけど、他の4パターンも知りたいです。」などという感想がありました。
その後、算数検定チャレンジで算数検定の学習をした後、最後の講座を大学院生が「虫食い算マスター」という題目で行いました。児童たちは天秤を使った初めてチャレンジする数のゲームに苦戦しながらも意欲的に取り組んでいました。そして、講座を終えた後、実はこの考え方は6年生が来年習う、数学の「一次方程式」の考え方であるということも教えてくれました。児童たちからは「虫食い算マスターは天秤と同じように考えるのだなと思いました。」「中学生になったら今日の勉強を生かしたいです。」という前向きな感想が多かったです。 また、3日間を振り返り「算学塾は、新しい算数の世界を教えてくれる楽しいところだと思いました。そして、大学の先生が勉強を教えてくれるなんてびっくりしました。また次も算学塾があったら参加したいと思います。」「僕はもともと算数が好きじゃなかったけど、算学塾で算数が好きになりました。」という感想を書いた児童もいました。 閉講式がでは、田中教育長より「休日に算学塾に参加すること自体が、やる気があるということ。」「難しい問題もあったと思うが、答えがすぐに出てくる問題よりも、難しい問題で悩んで解いたときの楽しさが算数・数学の醍醐味である。」という話がありました。 来年も中学生向けは夏休みに、小学生向けは11月に予定しています。たくさんの人に受講してもらい、算数好きな人が増えてくれることを期待しています。 11月15日(水)にじの家「第4回びっくり体験村」
藤岡市にじの家では、にじの家に通室している児童生徒や各校の相談室登校の児童生徒を対象に、様々な活動を通して、「できる喜び」や「自分のよさ、友達のよさ、自然や伝統芸能のよさ」などを味わう体験をしています。
今年度4回目の「びっくり体験村」は、北毛での体験を目的に、「草木屋染の家(藍染体験)」「原沢りんご園」「矢瀬遺跡」そして、「諏訪峡」などで、体験や見学、自然散策を行いました。事前に、一人一人が藍染の方法や見学・散策場所についての調べ学習を行い、興味をもって活動に臨むことができました。 「藍染体験」では、自分の染めたい模様を選び、一人一人の個性があふれる、自分だけの手ぬぐいを作ることができました。染めたときの緑色が、空気に触れて藍色に変化していく様子を見て、子どもたちはとても驚いていました。「原沢りんご園」では、3種類のりんごを食べ比べしながら、園の方のアドバイスを参考に、どのりんごを取ろうかと探す姿が印象的でした。国指定史跡の「矢瀬遺跡」では、縄文時代後期の住居と祭祀遺構、水場などを歴史を感じながら散策しました。「諏訪峡」では、川沿いを歩きながら紅葉や川の流れなど、自然を散策し、最後に道の駅の足湯で温まり、疲れを癒やしました。たくさんの活動の中で、子ども達はたくさんの笑顔を見せてくれました。 今年度最後のびっくり体験村は、1月22日に行われる佐久パラダでのスキーになります。 11月14日(火)第2回藤岡市通学路安全推進会議
本日、藤岡土木事務所、藤岡警察署、市土木課、市地域安全課、そして各校教頭が集まり、児童生徒の登下校における安全・安心を守る通学路安全推進会議を行いました。
会議の中で大塚学校教育課長より「今年度、各校から上がった検討箇所は5校区で93箇所でした。本日は合同点検による結果を受け、関係機関の方から、具体的な対策や時期について報告していただくこととなっています。今後も藤岡市の子どもたちが無事故で、元気に学校に通えるように連携・協力していただきたいと思います。」とあいさつがありました。 その後の協議では、対策箇所について関係機関より対策内容や対策時期について丁寧にご報告をいただきました。具体的には、路面標示や外側線、グリーンベルトの塗り直し、カーブミラーや注意喚起の電柱幕の設置、ラバーポールや反射板の設置等、ハード面の対策を講じます。同時に、各学校においては児童生徒への注意喚起や安全指導などのソフト面についても対策を講じていきます。 関係機関の皆様、本当にありがとうございました。今後も、児童生徒の交通事故ゼロを目指して、ご理解・ご協力をお願いいたします。 11月13日(月) 「藤岡市ICT教育実践推進校指定事業」に係る公開授業について(美九里東小)
本日、美九里東小学校で「藤岡市ICT教育実践推進校指定事業」に係る公開授業が行われました。美九里東小は市の指定を受け、研究主題の「自分の思いや考えを適切に表現できる児童生徒の育成」に、ICTをどのように活用するかを研究、実践してきました。
始めに行われた全体会では田中教育長より、「現在、ICTの活用は広がっているが地域差がある」「藤岡市ではICTの活用が日常的になってきている」「ICTの強みは『個別最適な学び』と『協働的な学び』の双方で発揮される。考えを整理する場面にも有効で、『深い学び』につながる」などの話がありました。 その後の公開授業は5年生の外国語、6年生の算数で行われ、どちらも「デジタル教科書」の有効活用に焦点をあて、授業が行われました。5年生の外国語では、デジタル教科書を児童が既習表現を確認する場面や、やりとりの練習をして表現力を高める場面で活用しました。また、6年生の算数では児童が縮図の特徴を考える場面や、適用問題の確かめの場面で活用しました。どちらもデジタル教科書の強みを生かした授業で、提案性のあるものとなっていました。 授業研究会では「デジタル教科書の活用が授業のねらいに達成するために有効であったか」について、熱心に協議が行われました。今後のICT活用、デジタル教科書活用に向けて学び多き1日となりました。 11月11日(土)藤岡算学塾(小学生)2日目
2日目は、藤岡第二小学校の土屋先生を講師に迎え、藤岡市教育委員会指導主事と2名で50分ずつの講義、また、20分間の算数検定の学習を行いました。
土屋先生の講義は「だまされるな!ひっかけ算数」と題し、見方や考え方を変えないとだまされてしまう図形や文章の講義でした。児童たちからは「だまされたけど、答えが分かったらなるほどと思いました」「文章中の言葉に注意して問題を解くことが大切だと分かった」などという感想がありました。また、田中教育長や児童の応援にいらっしゃっていた校長先生たちも必死に考えておられました。 藤岡市の指導主事の講義は「見えないものを、見る」と題し、土屋先生の講義と同じく見方や考え方を変えて図形の中に必要な線を見出したり、不要な線を見ないようにしたり、動かないものを頭の中で動かしたりする講義でした。児童たちは「図形を動かしたり、特徴に注目したりすることが大切」「いろいろな方向から考えることで解けることが分かった」などという感想があり、児童たちは算数の面白さに触れるとともに考える過程を楽しむ姿が見られました。 最終回11月18日(土)は、群馬大学教育学研究科の大学院生と群馬大学教育学部数学科専攻の学生ボランティアによる特別授業や修了式もありますので、保護者の方の参観もお待ちしております。 11月10日(金)各教科等授業改善プロジェクト(美土里小・西中)
本日、美土里小学校、西中学校で令和5年度「各教科等授業改善プロジェクト」公開授業が行われました。このプロジェクトは県内20の小中学校が各教科等の目標に迫る授業づくりを行うことを趣旨として進められてきました。その中で、両校は県教育委員会、市教育委員会等と連携しながら「生活科」、「総合的な学習の時間」の実践研究を行ってきました。
本日の公開授業では美土里小学校は6年生の総合的な学習の時間で、「藤岡の魅力 伝え隊」(探究課題:地域の未来と自分たちの生活)の授業を公開しました。この授業は、「自分たちが伝えたい藤岡市の魅力や伝える相手に合った発信方法を考えること」をねらいとし、これまで児童が考えてきた発信方法について、ピラミッドチャート等の思考ツールを活用しながら、メリット、デメリットを熟慮しながら検討しました。児童が主体的に話合いを進め、細かいところまでよく考えている姿が印象的で、この単元を通して着実に資質・能力が向上していることを実感しました。 西中学校では1年生の総合的な学習の時間で、「藤岡の風土を生かした特産物 私の藤岡『推し食材』PR大作戦!」(探究課題 〜地域の食〜 食を通じた地域の活性化と関わる人々)の授業を公開しました。西中学校では「JAの広報や印刷会社の方からの話を基に、構想を考え、特産物の魅力が伝わる特集ページを作成すること」をねらいとし、主体的な話合いが行われていました。ICT機器を有効に活用しながら、「見る人を惹きつけ、特産物の魅力が伝わる特集ページ」の作成を進めました。試行錯誤しながら学習を進める姿が多く見られ、学びが自分事になっている様子がよく分かり、着実に資質・能力の向上が図られていることを感じました。 公開授業後の情報交換会も大変有意義で、参加した先生にとって実り多き授業公開になりました。 11月4日(土)藤岡算学塾(小学生)1日目
藤岡市総合学習センターにて「藤岡算学塾」(小学生)の開講式が行われ、市内小学校から、5・6年生26名が参加しました。
開講式で、田中教育長から「みなさんの参加しようとする意欲が本当に素晴らしい。藤岡市は、世界三大数学者の一人、関孝和先生が生まれた地です。この藤岡算学塾をきっかけに、これからどんどん算数を好きになってほしい。またこの3日間を通して、算数の楽しさ・面白さを知り、中学校での学習につなげていってほしい。」とあいさつがありました。 初日は、群馬大学共同教育学部准教授である山本亮介先生を講師に招き【「結び目理論」で遊んでみよう】というテーマで、授業を行いました。結び目理論自体は大学で学習する内容ですが、その概要を分かりやすく説明してくださり、数式を必要としなかったりするため、小学生でも取り組みやすい内容でした。 授業後の感想には、「三色に塗り分けるだけで、結び目がほどけるかほどけないか分かるところが面白い」「家でひもを使っていろいろなものを作ってみたい」「ライデマイスターさんは天才だな」「図形を頭の中で動かすのは難しい」とあり、初めて出会う問題に対して難しさや学ぶ楽しさを味わうとともに、考える過程を楽しむ様子が見られました。 次回11月11日(土)は、藤岡市教育委員会指導主事や小学校数学教諭による講義が行われる予定です。興味のある保護者の方の参観もお待ちしております。 11月2日(木)多野藤岡地区教育委員研修会
本日、本市、上野村、神流町の教育長、教育委員が平井小学校、藤岡歴史館を会場に研修会を行いました。
午前の平井小学校での研修では、まず、関根校長先生より「小中一貫教育の授業づくり」について説明をしていただきました。平井小学校では藤岡市の教育方針に則り、「学びのつながり」を踏まえた授業展開、子どもたちが主体的に学ぶための「つなぎ教材」の工夫、学習意欲を高めるための「ネームプレート」の活用等を意識し、先生方が一丸となって学力向上に向けて授業改善に取り組んでいることがよく分かりました。続いて行われた授業参観では、全ての授業で、子どもたちが主体的に学ぶ姿が見られ、先生方の指導の成果が表れていました。ICTも大変有効に使われており、子どもたちの学びを深めていました。最後に関根校長先生より「コミュニティ・スクール」についてお話いただきました。「学力向上」を視点に、3つの部会(評価部・広報部・連携推進部)を強化していること。学校運営協議会の委員さんが授業参観をする際に評価する視点をもってもらうための「チェックシート」を作成したこと。今後は「学校課題」も熟議のテーマにしていきたいことなど、これまでの取組や今後の方向性について分かりやすくお話をしていただき、大変学びのある内容でした。 午後は藤岡歴史館で研修を行いました。軽部館長より展示物について興味深いエピソードを交えながら、丁寧に説明をしていただきました。また、企画展では普段は東京国立博物館にあり、約90年振りに藤岡に帰ってきた白石稲荷山古墳の出土品を見ることができ、貴重な時間となりました。 この研修を通して学ばせていただいたことを今後の教育に生かし、これからも藤岡市、上野村、神流町で連携をとりながら未来の地域の担い手である子どもたちを大切に育てて参ります。 10月31日(火) 令和5年度 北連携型小中一貫校いじめ問題解決に向けた教育懇談会
地域づくりセンター藤岡で、北連携型小中一貫校のいじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われました。各種団体や地域の方々、一貫校の職員やPTA本部役員など、多くの方が集まり、熟議を行いました。 教育懇談会のスタートにあたり、教育長からは、「いじめは許されないもの。しかし、近年のいじめは見えづらい。子どもたちもいじめ問題を解決するためによく考えている。大人として子どもたちを支援するための方法を考えられたらと思う。」とあいさつがありました。
最初に第二小、神流小、北中の3校におけるいじめ問題解決に向けた取組が紹介されました。そして、『学校で起こりうるいじめの芽』と題して、北中生徒会が『休み時間の教室』『掃除中』『家庭でのSNSトラブル』と、3つの場面を寸劇で紹介してくれました。普段の何気ないやり取りがいじめにつながっていることを、生徒会の子どもたちがわかりやすく演じてくれました。 それを受けて、北中校区が掲げている「『みそあじ(身だしなみ・掃除・あいさつ・時間を守る)』をいじめ撲滅の合い言葉に」というテーマで熟議を行いました。 熟議では、8グループに分かれ意見を交わしました。どのグループでも、いじめ撲滅につなげる『みそあじ』、そしてどのように『みそあじ』を地域に浸透させるか、という視点で様々な意見を出し合いました。グループ別発表では、『みそあじ』を守ることで、心を正し、『みそあじ』を意識することで、相手を意識した行動ができるようになる。そうすることで、いじめ撲滅につながるのではという意見が出されました。 最後に岩崎会長が、「地域で学校の子どもたちを見守り育てていく。学校も地域に貢献する。それがコミュニティ・スクールです。」という言葉で、会を締めくくりました。この教育懇談会が、地域と学校がさらにつながりを深めるきっかけとなったと改めて感じました。 10月31日(火)鬼石北小学校 一貫校研修要請訪問
本日は鬼石北小学校で、一貫校研修要請訪問が行われました。今年度、この形式で行う初めての訪問となりました。この訪問の趣旨は各小中一貫校の校内研修の推進を図るため、学習指導についての協議、情報交換を行うことにあります。そのため、一貫校である鬼石小学校、鬼石中学校からも多くの先生方が訪れ、授業参観を行いました。
研究授業では「これまで、ここでは、このあとは」の学びのつながりを踏まえた授業展開、子どもたちの主体的な学びを促す「つなぎ教材」の工夫、「ICT」の有効活用、「ネームプレート」の使用等、子どもたちの学力と学ぶ意欲を高める手立てが多く見られました。また、鬼石連携型小中一貫校では「自力解決ができるようにするための、課題解決への見通しをもたせる」ことに重点的に取り組んでおり、どの授業からも、その意識が感じられました。 研究授業後の全体会では、田中教育長から「どの授業も大変よかった」「鬼石3校が子どもたちの資質能力を高めるために、一貫した目標と方法を共有し実践していることがすばらしい」「『主体的・対話的で深い学びの実現』といった国の指針と藤岡教育の関わりを考えながら、さらに実践を深めていってほしい」と話がありました。また、鬼石3校の校内研修主任より、「研修の進捗状況と今後の課題」について話があり、高い意識をもって研修に取り組んでいる様子が伺えました。 授業検討会では一貫校共通の研修主題である「いきいきと課題に取り組み、自分の力で解決できる児童生徒の育成―解決への見通しをもたせる工夫―」の実現に向けて、活発に意見交換を行っていました。一貫校の学校の先生方が学校目標である「【自立・貢献】地域や自他を大切にし、社会に貢献できる自立した児童生徒の育成」に向け、一つのチームとして取り組んでいることを実感する訪問となりました。 10月13日(金) 令和5年度 鬼石連携型小中一貫校いじめ問題解決に向けた教育懇談会
鬼石中学校体育館において、連携型小中一貫校のいじめ問題解決に向けた教育懇談会が行われました。
今回の教育懇談会は、鬼石中の生徒全員と大人(各種団体や地域の方々、一貫校の職員)が一つのテーマについて熟議を行うという初めての試みでした。 はじめに、堤会長からは「今回は生徒と大人の関わりの場、話し合いの場です。大人がどういう考えをもっているか、子どもがどういう考えをもっているか、この懇談会が、お互いが学ぶ場、考える場となればと思います。」とあいさつがありました。 今回は、『いじりといじめ』という子どもたちにとって身近なテーマによる熟議でした。 導入として、『いじり』をテーマとした生徒会長の少年の主張の発表や動画視聴、そして鬼石中生の『いじり』に対する意識調査のアンケート結果を見せ、熟議に向かう気持ちを高めました。 熟議では、21のグループに分かれ意見を交わしました。各グループ、学年の壁、そして世代の壁を越えた有意義な熟議が行われました。全員が真剣にこのテーマと向き合い、自分の感じたことを互いに伝え合った時間でした。 今日のこの話合いが行えたことは、いじめのない地域、人権を大切にする地域づくりにつながっていくと感じました。 10月13日(金)多野藤岡地区学力向上対策協議会 学力向上先進地視察研修
本市、神流町、上野村の教育長、教育委員が学力向上先進地視察研修として長野県上田市立北小学校を訪問しました。上田市教育委員会の峯村教育長、長田学校教育課長、北小学校の上野校長先生をはじめ、職員の皆様が温かく迎えてくださり、北小学校の授業づくり、特色ある教育活動、コミュニティ・スクールについて大変丁寧に説明をしてくださいました。授業参観では4年生と6年生の総合の授業、コミュニティ・スクールに係る「大人の学び講座」を見させていただきました。地域の方が児童と共に生き生きと活動している様子や地域の方が共に学び合っている姿から、充実した地域学校協働活動のあり方を学ばせていただきました。
また、春原教頭先生、服部研究主任から取組について詳しいご説明をいただき、大変参考になりました。北小応援団長の小山さん(元上田市教育長)、伴コーディネーターにもご出席いただき、貴重なお話をいただき、感謝申し上げます。 上田市教育委員会、北小学校の皆様のおかげで大変充実した研修となりました。上田市から学ばせていただいたたくさんのことを本市の「小中一貫教育・コミュニティ・スクール」の推進に生かして参りたいと思います。 10月10日(火)藤岡市教育支援委員会視察研修
藤岡市教育支援委員会視察研修が群馬県立藤岡特別支援学校で行われました。この研修会は、藤岡市における適正な教育支援を行うため、障害をもつ方の支援等に携わる施設を視察し、保護者に、将来の自立・社会参加を見通した適切な情報提供ができるようにするとともに、児童生徒の障害に応じた指導・支援の在り方についての理解を深めることを目的としています。
研修では、はじめに藤岡特別支援学校の城田校長より「地域の特別支援教育の要として開校した。一人一人の特性に応じた支援を行っている」という話がありました。その後、校内の施設や授業の見学がありました。 最後に北中学校の山田校長より、「今日見て学んだことを、今後の特別支援学級での授業と、就学支援に生かしていきたい。貴重な時間をありがとうございました」と謝辞がありました。 この研修会を経て、さらに障害をもつ児童生徒の適正な教育支援の充実に努めてまいります。 10月2日(月)西中学校3年総合「魅力ある元気な町 藤岡」優秀企画発表会
西中学校体育館において、3年生の総合的な学習「魅力ある元気な町 藤岡」の優秀企画発表会が開催されました。この発表会には、新井市長、田中教育長もゲストとして招かれ、講評を行いました。
西中学校では今年度総合的な学習の時間を使って、藤岡市のよさや課題を発見し、市を活性化させるための企画を考えてきました。市役所の職員から話を聞いたり、修学旅行で訪れた京都と比べたりしながら、学習を深めてきました。 本日は6つのグループの優秀企画の発表がありました。藤の花をモチーフに商品開発を提案したグループや、ららん藤岡で行うイベントを考えたグループ、藤岡南中の跡地を再開発することを考えたグループなど、中学生らしい柔軟な発想のもと考えられた企画ばかりでした。 新井市長からは「皆さんが本市の発展のためにいろいろ考えてくれたことに感謝したい。皆さんからいただいたアイデアをぜひ参考にさせてもらい、施策として実行できるようにしていきたい。」と講評されました。また、田中教育長は各グループのよさをあげ、「今日の皆さんの発想は素晴らしかった。発表の仕方も素晴らしかった。何よりも藤岡市をなんとかしたいという思いが詰まっていた。」と講評しました。 西中学校の3年生の思いを受け、考えてもらったアイデアを施策に反映できるようにしていきたいと思います。 9月27日(水)にじの家「第3回びっくり体験村」
藤岡市にじの家では、通級児童生徒や各校の相談室登校の児童生徒を対象に、様々な活動を通して、「できる喜び」や「自分のよさ、友達のよさ、自然のよさ」などを味わう体験をしています。
今年度第3回目の「びっくり体験村」は「自然」をテーマに、「木古里(豆腐づくり体験)」「上野スカイブリッジ」「神流川発電所」へ行き、体験や見学などを行いました。事前に一人一人が豆腐の作り方や見学場所についての調べ学習を行っていたため、様々な疑問をもちながら活動の臨むことができました。 「豆腐づくり体験」では、大豆から豆乳やおからができることを体験を通して学んだり、自分たちの豆腐をつくりあげたりと、貴重な体験をすることができました。完成した豆腐は、それぞれが家庭に持ち帰りおいしくいただきました。「上野スカイブリッジ」では、高さ90mから見る景色に感動しながら一歩一歩慎重に橋を渡っていました。最後に訪れた神流川発電所は、スケールが大きく、発電の仕組みを丁寧に分かりやすく教えてもらい、子ども達も興味津々に聞いていました。どの活動も、子ども達にとってびっくりする体験ばかりでした。 次回のびっくり体験村は、11月15日に行われます。 9月26日(火)第2回読書活動実行委員会
本日は各校の図書担当の先生、巡回司書の方にお集まりいただき、第2回読書活動実行委員会が行われました。はじめに田中教育長より、「朝読書をすることで子どもの1日のリズムをつくれる。本日お集まりの先生には先頭になって朝読書の活性化を図ってもらいたい。今日は子どもたちの読みたい本の選定について活発な議論をしてほしい。」という挨拶がありました。
班別協議では本年度に改定を予定している、「中学卒業までに読みたい本!」の選定方法について話し合いました。アンケートや、委員会活動での選定など、児童・生徒が自分たちの手でつくる「中学卒業までに読みたい本!」の選定のため、各一貫校区での方針がまとめられました。 本年度中に完成する予定です。藤岡市の子ども達が読書好きになるよう、活発な議論が行われました。各一貫校区の「中学卒業までに読みたい本!」の完成がいまから楽しみです。 9月22日(金)藤岡市学校経営研修会
藤岡市総合学習センターに、群馬県総合教育センター所長 古市功様を講師にお招きし、学校経営研修会を開催しました。
田中教育長から、「今日の講義を通して、非認知能力の育成など最近の話題について考え、今後の学校経営に生かしてほしい。」とあいさつがありました。 研修会では、「学校教育の現状と課題について」をテーマに講義がありました。講義では、予測困難な時代の人材の育成、非認知能力の育成、ICTの活用・協働的な学びなど、群馬県の教育課題について説明がありました。特に非認知能力の育成について、目指す児童生徒の姿を具体化・行動化し、各校の教員が「共有」することが大切であるとアドバイスをいただきました。最後に、教員の主体性(教師エージェンシー)を育む学校マネジメントを行っていってほしい、「多様性」を意識して「目標」「ビジョン」「目指す姿」を明確にして学校経営をしていってほしいと激励をいただきました。 本研修会の学びを学校の先生方と共有し、各学校でのよりよい教育へ取り組んでいってほしいと思います。 9月21日(木)小野小学校計画訪問
本日は小野小学校の計画訪問でした。小野小学校は、思考力・判断力・表現力を育成し一層の学力向上を図るため、学習スタンダードによる授業実践、「めあて」の明確化、「つなぎ教材」を生かした主体的な課題解決、効果的なネームプレートの活用、タブレットの有効活用を意識して子ども主体の授業づくりを行っています。子供たちは校区の強みである表現力を生かし、主体的に学習に取り組むことができていました。
午後の全体会では、田中教育長から「小野小学校の授業は板書が素晴らしい。」「子供たちがさらに主体的に学習に取り組むことができるよう、学習のつながり、他教科とのつながり、生活とのつながりを意識して授業づくりを行ってほしい。」「教師の魅力は授業づくり。子供たちが目を輝かして学習に取り組むような授業づくりをしていってほしい。」などの話がありました。 授業研究会では、今後、さらに子供たちが主体的に学習に取り組むことができるようにするための方策について熱心な協議が行われました。 改めて授業改善について考えることができ、学校教育目標の、「夢に向かってかがやく子」の姿が見られた充実した一日となりました。 9月15日(金)藤岡市教育研究所構想検討会
藤岡市教育研究所構想検討会が行われました。
はじめに、高橋博研究所長より「研究の方向性が定まってきたので、研究のゴールである育成したい子どもたちの姿を常に意識して研究を進めていってほしい」という挨拶がありました。 検討会では、研究の仮説や内容と方法等について話し合いました。研究員の先生は、本日参加したの先生から意見をいただいたことで、自分では気付かなかった視点で研究を振り返ることができ、今後どのように研究を進めていけばよいか、見通しをもつことができたと思います。 2学期は研究の検証授業が行われます。本日の検討会でもらった意見を生かし子どもたちの笑顔、やる気、希望のために、すばらしい研究を進めていってほしいと思います。 |
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