3月1日(金)令和5年度藤岡市教育研究所修了式
本日、1年間の研究に励んだ8名の研究員に田中教育長より修了証が授与されました。
田中教育長から、「訪問で先生方の板書を見ると、授業力の向上が感じられた。素晴らしい先生が育っている。校内研修で中心となって活躍している先生もいるので、研究所で終わりでなく、これからも力をつけていってほしい」とエールが送られました。 また、高橋研究所長からも、「学びを止めず、これからもよりよい授業のために主体的に学び続けて欲しい。先行きが不透明な社会だからこそ、学び続ける姿勢を教師が見せることで子供の手本となる。」とエールが送られました。 吉崎校長会長からはご祝辞をいただき、「理想の教師像は授業を語れる教師、そして授業で信頼される教師。授業について話をする発信源となり、職員室のムードメーカーになって欲しい。また、子供たちから先生の授業が楽しみと言われる先生が増えるとうれしい。」とお話をいただきました。 最後に研究員を代表して課題研究班の須田研究員(鬼石小)より、「効果的なつなぎ教材の活用事例をまとめていく中で、あらためてつなぎ教材という考え方の大切さに気付くことができた。子供たちの姿から、どのような力をつけてもらいたいか、どのような姿へと導きたいかを教師側が見通しをもち、そのためにどのようなつなぎ教材が必要かよく考えたつなぎ教材は、子供たちの主体的な学びにつながっていた。これからの授業づくりにおいて、子ども達と向き合い、よりよいつなぎ教材の実践に向けて努力していく。」と謝辞が述べられ、修了式が閉会となりました。 研究所は、これからも、笑顔、やる気、希望に満ちた子ども達の成長のために頑張る先生方の活躍を応援しています。 2月27日(火)第3回読書活動実行委員会
本日は各校の図書担当の先生、巡回司書の方にお集まりいただき、第3回読書活動実行委員会が行われました。はじめに田中教育長より、「本年度の学校評価のアンケートで、学校の読書への取組を保護者からたいへん高く評価していただいたと聞いている。これは、本日お集まりの先生を中心に読書活動の推進を一生懸命にやってもらっている結果だと思う。今日も朝読書の充実と、『中学校卒業までに読みたい本』の周知と活用に向けて慎重審議お願いしたい。」という挨拶がありました。
全体協議では、朝読書について、「中学校卒業までに読みたい本!」について各校の本年度の成果と課題について話し合いました。そこでは、「朝読書によって静かに読書をする習慣が身に付き、時間終了後も落ち着いて行動できる生徒が増えてきた」「『中学校卒業までに読みたい本』の選定を通して、様々な本を読む機会となり自分たちが主体となって本の選定を行うことで、読書への意欲を高めることにつながった」といった意見が出されました。 班別協議では本年度に策定した、「中学卒業までに読みたい本!」の周知と活用について話し合いました。各一貫校からは、ビンゴカードを作成する、リーフレットを作成する、図書委員の書いた紹介文を展示するなどのアイディアが出されました。 来年度、各校で新たな「中学校卒業までに読みたい本」が紹介されます。各一貫校で連携し、学校での読書活動を推進していってほしいと思います。また、家庭でも「家読」の日などを活用して、ご家族で「中学校卒業までに読みたい本!」を手に取っていただき、感想を話し合い、読書の楽しさを味わっていただければと思います。 2月27日(火) 年度末訪問(北中・西中)
北中、西中で本年度最後となる年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 北中の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、学校評価の授業に対するプラス評価が多かった」「よさを認めて、ほめ、伸ばす『やる気の生徒指導』が浸透し、いじめを許さない意識づくりにつながった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。 また、西中の校長先生からは「系統表の活用や小中合同研修、学びのつながりを踏まえた単元構成や教材の工夫を通し、藤岡教育の実践が日常化し、深化が見られた」「小中あいさつ運動、西一貫校児童生徒会サミット、いじめ問題解決に向けた子ども会議などを行う中で児童生徒の交流が深まった」「コミュニティ・スクールについて、『つながり』をテーマとし、子ども、保護者、地域との連携・協働を進めることができた」など多くの成果を聞くことができました。 次年度に向けて北中では「北一貫校の『学校教育目標』を見直し、教育の質の向上につなげたい」「北一貫校の『みそあじ』運動をさらに広げ、『キャリアアップパワープラン』の浸透を図りたい」「藤岡市人権教育推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。 また西中では「児童生徒が『つなぎ教材』を自ら活用し、課題解決に向かう授業について研修を深めたい」「育成したい力を明確にし、授業を単元や題材のまとまりで構想する力を高めたい」「学校運営協議会では児童生徒の学力向上に向けた熟議を実施したい」などのお話を伺いました。 授業参観では両校とも、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。生徒の対話や発表の場面が多く設定され、ネームプレートを有効に使いながら学習意欲を高めていました。 今回の訪問を通し、北中、西中の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月22日(木) 年度末訪問(神流小・藤岡第二小)
神流小、藤岡第二小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 両校の校長先生からは「授業スタンダード・学びのつながりをふまえた授業づくりが定着した。その結果、児童、保護者の授業に対する学校評価の評価も高い結果だった」「計画訪問を中心に、校内研修・教科部会による授業づくりが進み、一貫校として充実した取組となった」「コミュニティ・スクールについて、児童会、生徒会、PTAとの熟議を行うなど連携・協働が進んだ」など多くの成果を聞くことができました。 また、次年度に向けては「授業中の意見交流の場の設定の工夫、考えを比較する場面や協働する場面での課題解決のあり方を研修するなど、より質の高い授業づくりを推進したい」「学校運営協議会の委員さんに、じっくり授業参観していただき、『学力向上』に向けた熟議を充実させていきたい」「市の人権教育実践推進校としての取組を進めていきたい」などのお話を伺いました。 授業参観では両校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。先生方が児童一人一人を大切にし、綿密な授業準備を行っているため、子どもたちは主体的に質の高い学びを行っていました。ICTも有効に使われており、深い学びの一助となっていました。 今回の訪問を通し、神流小、藤岡第二小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月21日(水) 学びの多様化学校に関する研修会
本日、学びの多様化学校である岐阜市立草潤中学校の設立から関わり、校長として赴任した井上博詞先生を講師にお招きし、藤岡市内の管理職、教育委員会の職員が参加し、学びの多様化学校に関する研修会を実施しました。
現在日本の学校現場における喫緊の課題である不登校問題において、不登校の子ども達にとって多様な学びの場があることが大切であると言われています。『学びの多様化学校』とは、不登校の子ども達に対して柔軟な学びを行うことができ、特別な教育課程を編制して教育を実施できる学校です。通常の学校よりも授業時数を少なくしたり、体験活動を充実させたりと、弾力的な教育課程の下で学習を進めていくことができます。 研修会に先立ち、田中教育長から「令和4年度全国の小中学校における不登校児童生徒数は、およそ30万人と言われており、藤岡市においても不登校児童生徒数は年々増加している。今回、学びの多様化学校に関する理解を深め、今後の不登校支援及び学びの多様化学校設置に向けてどのような策を講じていくかを考えるよい機会にしていきましょう。」とあいさつがありました。 本研修では、1.学びの多様化学校の概要、2.草潤中学校での子ども達への支援の様子、3.設置に向けて準備すべきこと、という項立てでお話しいただきました。その中でも、子どもたちが「学びたいと思ったときに学べる学びの保証や、無理矢理やらせるのではなく、やってみようと思う選択肢を与えてあげることが大切である」という言葉でした。 井上先生には、不登校の子ども達への支援の意識改革、そして設置に向けた心構えを教えていただきました。ありがとうございました。本日の内容を整理し、今後の藤岡市における不登校支援につなげていきます。 2月21日(水)第2回藤岡市中学校国際交流委員会
本日、カナダ、リジャイナとの中学生の交流に係る標記の会が開催されました。
はじめに田中教育長から「来年度の再開にむけて、5年のブランクがある。慎重審議を行って安全安心なホームステイにできるよう準備をしてほしい」と話がありました。 協議では、令和6年度の派遣に向けて、募集の通知や方法、派遣までの手順、派遣にかかる経費について、事務局よりの提案を基に確認しました。 カナダでのホームステイは本市の次代を担う中学生が国際的視野を広げ、語学向上及び文化的な交流を深めることを目的としています。中学生がかけがえのない体験ができるよう、4月の募集に向けて準備を進めていきたいと思います。 2月19日(月) 年度末訪問(東中・藤岡第一小)
本日、東中、藤岡第一小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 両校の校長先生からは「コミュニティ・スクールについて、委員さんによる『藤岡小中一貫教育』を踏まえた授業参観が進み、学校運営協議会にて子ども主体の授業づくりについての熟議が活発に行われるようになった」「『EAST子育てアクションプラン』が作成から2年目となり、児童生徒、保護者、地域の方々に浸透してきており、目指す子ども像の具現化に向けての取組を進めることができた」「PTAが共催して『いじめ問題解決に向けた教育懇談会』を実施することで、保護者の参加人数が増え、熟議が深まった」「子ども主体の授業づくりが進んだ。その結果、学校評価で『授業が分かる』と回答した子どもの割合が非常に高かった」など多くの成果を聞くことができました。 また、次年度に向けては「児童生徒自身が『学びのつながり』を実感し、これまでに学んだことを積極的に生かして学びを進める児童生徒主体の授業づくりをさらに進めていきたい」「本校区の子どもたちの強みである『かく力』を、伸ばせるよう授業改善に努め、表現力等の育成を図っていきたい」「『EAST子育てアクションプラン』をアクションの重点化等の視点から見直したい」などのお話を伺いました。 授業参観では両校全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。「かく力」を伸ばす授業改善を進めることで、「思考力」が高まっている様子を見ることができました。 今回の訪問で、東中、藤岡第一小の今後の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月16日(金) 第5回 小野連携型小中一貫校学校運営協議会
小野中学校で第5回小野連携型小中一貫校学校運営協議会が開催されました。
はじめに小林会長より、「現在、マスコミ等で教員が足りないといったニュースを目にする。子ども達の教育環境を整えるための一助となれるようにしていきたい」という挨拶がありました。 熟議ではまず、会議前参観した授業について、「小野連携型小中一貫校における藤岡教育の授業チェックシート」を基に話し合いました。そこでは、「ホワイトボードやネームプレートを使った工夫された授業が展開されていた」「動きのある授業で、アウトプット型の考えさせる学習が行われていた」といった意見が出ました。 次に、学校評価アンケートの振り返りでは、目標点を下回った項目を中心に改善策について話し合いました。学校の先生とは違った視点で、評価を捉えて意見を出していただいたり、改善策を考えていただいたりし、学校としてもたいへん参考になったと思います。 最後に、臨時連携推進部会や卒業式といった今後の予定について確認しました。 来年度もコミュニティ・スクールによる地域・家庭・学校の連携を通して、夢に向かってかがやく子ども達を育む小野連携型小中一貫校となることを確信しました。 2月16日(金) 年度末訪問(鬼石小・鬼石中・鬼石北小)
鬼石小、鬼石中、鬼石北小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 3校の校長先生からは「より主体的な学びを実現するための授業づくりが進み、学びの連続性とつなぎ教材、ICTの活用について深化が見られた」「主体的な学びを促すために『見通しをもたせること』をキーワードとし、合同研修や教科部会で研修を深めることができた」「コミュニティ・スクールについて、アクションプランの評価を地域の方にも実施してもらうことができた」「CS通信の掲示場所を増やすなど、周知に努めることができた」「いじめ問題教育懇談会では中学生全員が参加し、真剣に話し合うことができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「さらに読書活動を充実させていきたい」「『総合的な学習の時間』について、9年間のつながりを意識した計画をつくっていきたい」「コミュニティ・スクールでは『学校課題の解決』について熟議していきたい」などのお話を伺いました。 授業参観では3校全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。豊富なつなぎ教材や丁寧な机間巡視、声かけなど、先生方が児童生徒一人一人を大切に授業づくりをしていることがよく伝わってきました。 今回の訪問を通し、鬼石小、鬼石中、鬼石北小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月13日(火) 食育リモート授業〜美九里西小学校区たじま様の畑から〜
藤岡市学校給食センターでは、年間10〜15回、地元の食材を利用した給食を提供しております。
今日は、美九里西小学校区の畑で育ったキャベツのコールスローが給食で提供される日となっており、そのキャベツを育てたたじま様の畑から、東中学校区の小学校3校(藤岡第一小、美九里東小、美九里西小)とオンラインで結んで食育授業を行いました。 生産者のたじま様から、日頃野菜を育てるに当たっての思いや工夫について、「土の中に工夫した肥料を入れることで、出汁のようになり野菜がおいしくなる」「今はブロッコリーがおすすめ」「真夏は朝8時には40度になるので、その中で作業ことはとてもつらいこともある」など話をいただきました。子どもたちも真剣な眼差しで画面を見ていました。 給食センターへ戻ってきたコールスローの残りを調べたところ、今日はいつも以上に残りが少なかったことから、生産者の思いが伝わり、本日の食育授業の成果が現れていました。 食事は、野菜だけでなくどの食材も生産者の思いがたくさんつまっています。今回の授業を通して、児童は生産者の方々に感謝し、これからも食事をおいしく食べてくれることを期待しています。 2月13日(火) 年度末訪問(小野中・小野小)
小野中、小野小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 両校の校長先生からは「目指す児童生徒像の実現に向けて、小中一貫した手立てのもと教育活動の充実に向けて取り組むことができた」「『主体性』をキーワードに授業改善を図る中で、児童生徒主体の授業が多く見られるようになってきた」「『非認知能力』について、一貫校として研修を進めることができた」「コミュニティ・スクールについて、地域学校協働本部とPTAとの協働・交流を新たな視点に加え、協議を始めることができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育の一層の充実を図り、地域で子どもを育てる学校づくりを進める」「『子ども主体の授業づくり』を進め、非認知能力を伸張し、一層の学力向上を図る」「全教育活動において、日常的にやる気の生徒指導に組織的かつ継続的に取り組み、子どもの自己指導力を高め、いじめの撲滅を図る」などのお話を伺いました。 授業参観では両校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童生徒が見通しをもちながら主体的に学びを進めていました。先生方の教材研究の深さを感じる授業を多く見ることができました。 今回の訪問を通し、小野中、小野小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月9日(金) JAたのふじ様より新入学児童生徒への寄贈
本日、JAたのふじ代表理事理事長の櫻井英俊様にお越しいただき、教育長室にて新入学児童生徒用の黄色のランドセルカバー(小学生)と、自転車用の反射板(中学生)の寄贈式が行われました。藤岡市の子どもたちの交通安全のための寄贈は、今年で47年目となります。
今後も学校、家庭、地域で連携をとりながら、児童生徒の交通事故防止に向け努めてまいります。本当にありがとうございました。 2月7日(水) 年度末訪問(日野小・平井小・美土里)
日野小、平井小、美土里小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 3校の校長先生からは「『つなぎ教材』の効果的な活用により、学びのつながりを踏まえた単元構想や教材の工夫が多くなり、児童主体の授業が増えてきた」「『児童を主語にした学び』の実現に向けた授業改善が進んできた」「コミュニティ・スクールについて、学校運営協議会と児童会やPTAとのつながりをもつことができた」「日野小、平井小、美土里小の交流の輪が広がった」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「児童の主体的な学びを実現させるため、児童が『つなぎ教材』を自ら活用し、課題解決に向かう授業づくりを進める」「一貫校としての合同教科部会の活性化を図り、指導の重点を意識して授業改善を図る」などのお話を伺いました。 授業参観では3校、全ての教室で学びの連続性を意識した授業が行われており、児童が主体的に学ぶ姿が見られました。構造的な板書、ICTの有効活用など、質の高い授業が多く展開されていました。 今回の訪問を通し、日野小、平井小、美土里小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 2月5日(月) 年度末訪問(美九里西小・美九里東小)
美九里西小、美九里東小で年度末訪問を行いました。
年度末訪問では教育長、学校教育課の職員が授業参観を行うとともに本年度の学校経営の成果や課題、次年度の学校経営の重点などについて話し合います。 両校の校長先生からは「コミュニティ・スクールについて、委員さんによる授業参観が進み、学校運営協議会で子ども主体の授業づくりについての熟議が活発に行われるようになった」「藤岡小中一貫教育による授業が日常化・深化し、子ども主体の授業づくりが進んだ。その結果、学校評価で『授業がわかる』と回答した子どもの割合が非常に高かった」「一貫校研修が充実し、指導力の向上につなげることができた」など多くの成果を聞くことができました。また、次年度に向けては「子ども主体の授業づくりの質的向上を図り、本校区の強みである『かく力』を生かし、子どもの表現力等の育成に努めていきたい」などのお話を伺いました。 授業参観では両校とも「これまで・ここでは・このあとは」の学びの連続性を意識した授業が行われており、子どもたちが見通しをもちながら主体的に学びに向かう姿を見ることができました。また、ICTも効果的に使われており、子どもの学びを深める有効な手立てとなっていました。 今回の訪問を通し、美九里西小、美九里東小の教育活動がますます充実したものになっていくことを確信することができました。 1月30日(火) 令和5年度いじめ問題解決に向けた子ども会議
令和5年度いじめ問題解決に向けた子ども会議が、それぞれの中学校区に分かれ、各中学校区をオンラインでつないで開催されました。今年度は中学生が中心となって会議を運営し、より子ども主体の会議となりました。
会議に先立ち、田中教育長から「人間は協力して生きていく生物。よりよい学校にしていくためには、協力することが大切である。本子ども会議では、集まった皆さんが中心となって話し合い、自分達で決定したことを学校に持ち帰る。そして、全校児童生徒が、自主的に取り組んでいこうという気持ちになれる取組にしていくことが大切である。そうすることで、いじめで苦しむ子がいなくなり、笑顔・やる気・希望に満ちあふれた学校を作っていきましょう。」とあいさつがありました。 会議では、話合いのテーマを「全校児童生徒の意識を向上させられるような取組を活性化させるには」として、校区毎に話し合いました。このテーマは、昨年各中学校の生徒会本部役員が集まり、各校区の課題を持ち寄り、話し合いを通して決定したものです。 最初に自分たちの意見を出し合い、中学生が意見をまとめながら校区毎の取組を決定しました。次に、全体での意見交流を行い、交流をもとに再度自分たちの取組について振り返ることができました。その後、「それぞれのいじめ防止の取組を行うことで、どのような学校になっていくのか?」ということを全体で話し合いました。その結果、「笑顔」、「仲良し」、「明るい」、「気軽に関わり合える」などの共通したキーワードが出てきました。各校区の取組は異なるものの、同じ方向に向かって進んでいくということを参加者全員で共通認識することができました。 この子ども会議を通して、「笑顔・やる気・希望いっぱいのいじめのない学校へ、そして、地域につながっていくことを期待しています。 本日参加していただいた小中学生の皆さん、ありがとうございました。 1月25日(木) 第6回 鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会
鬼石北小学校で第6回の鬼石連携型小中一貫校学校運営協議会が開催されました。
始めに、前回より始まった「鬼石連携型小中一貫校 授業参観チェックリスト」を基にした授業参観が行われました。委員さん方は2回目ということもあり、チェックリストの項目を意識しながら、授業のよさをたくさん見つけている様子でした。子どもと先生の頑張りを温かく見守る委員さんの姿が印象的でした。 熟議は『学校評価アンケートの結果』『アクションプラン評価アンケートの結果』『おにしわくわくネットワーク』『コミュニティ・スクール通信』をテーマに、1年間の取組の成果と課題を中心に話合いが行われました。 委員さんからは「地域の方にアンケートをとれたのは大きな成果」「ボランティアの集いが充実していた」「ボランティアを募集する連絡メールの整備ができた」「通信の掲示場所を広げることができた」など、多くの成果が挙げられました。また、課題についても的確に意見交換がされており、今後ますます取組が充実していくことが期待される内容でした。 なお、今回の学校運営協議会には鬼石北小学校の先生方が参加し、取組に対する理解を深めていました。 次回は3月14日に鬼石小学校にて、第7回学校運営協議会が行われます。 1月24日(水) 第5回 東連携型小中一貫校学校運営協議会
美九里東小学校で第5回東連携型小中一貫校学校運営協議会が開催されました。
まずは、学力向上について本日の授業参観の感想を話し合い、「児童のつくるめあて」や「考えさせる教師の発問」に視点が当たっていました。また、いじめ問題解決に向けた教育懇談会の振り返りでは、懇談会で決まった「いじめ撲滅アクショントップ3」をコミュニティ・スクール通信に掲載すること、学校評価については、家庭での読書について課題が出たこと等について熟議を行いました。 熟議の終了後には、委員の方々と美九里東小学校の先生方による話合いの場が設けられました。学校運営協議会と先生方のつながりがさらに深まる時間となりました。今後のますますの連携が期待されます。 次回は、3月7日に今年度最後の学校運営協議会が行われます。 1月24日(水) 生理用品寄附式
「こどもたちに持続可能な未来を残す」ことを理念に掲げ、貧困家庭やひとり親世帯、児童養護施設への食料供給や食育活動、第3の居場所づくりを目的として活動をされているNPO法人エシカルプロッジェクトから、市内小中学校児童生徒で役立ててほしいと、渡辺様にお越し頂き、整理用品の寄附式が行われました。
最初に寄附の経緯について、学校教育課長より説明があり、その後渡辺様より寄附の趣旨についてお話し頂きました。その後、小中学校健康教育担当校長が受納しました。 寄附の趣旨を踏まえ、児童生徒の実態に応じて学校へ配布し、児童生徒が困らない環境を整えます。 1月22日(月)にじの家「第5回びっくり体験村」
藤岡市にじの家では、通室児童生徒が自然の中でのさまざまな活動を通して、「できる喜び」や「互いに助け合い励まし合いによる友達のよさ」を味わう体験をしています。
今年度最後の体験となる「第5回びっくり体験村」では、佐久スキーガーデン「パラダ」にてスキー体験を行いました。参加した児童生徒は、一面銀世界のスキー場に感動しながら、一日スキーを楽しむことができました。初めてスキーを経験する子ども達が多く、最初は滑ることや板の扱いに不安を感じていましたが、倒れたり起きあがったりする練習を繰り返し、ハの字で滑ったりスピードを出すことに慣れてきたりして、滑ることに対して自信をもてたようです。そのため、午前中は不安そうにしていた子ども達も、午後になると自分から意欲的に取り組み、「他のコースも滑ってみたい。」「もっと滑りたい。」など、とても満足そうな表情が見られました。 できる喜びを感じ、成長が見られる貴重な体験となりました。 1月17日(水)第3回チャレンジウィーク推進協議会
本日、第3回チャレンジウィーク推進協議会が行われました。はじめに田中教育長から「今年度はコロナ前とほぼ同程度の規模でできた。10年以上職場体験の場を提供してくださった事業所もたくさんあり感謝している。また、子どもたちの感想文を読むと、分かったことや知ったことよりも、体験で感じたことがたくさん書いてあった。知識は大切だが、やはり感じることはもっと大切だと考えている。改めて事業所の皆さんに感謝を申し上げたい。」と挨拶がありました。
その後、各校からの報告、各団体を代表する推進委員の方々から多くの感想や意見が出されました。各校の報告では、事業所の方からいただいた言葉で子どもの態度や姿が大きく変わり、大きな成長を感じた。また、挨拶をする、大きな声で返事をするなど学校で指導していることと同様の指導をしていただいたことで、子どもたちに普段の指導の大切さが腑に落ちるようになったという意見などが出されました。推進委員の方からは、受入側の思いや本年度の課題などの意見をいただきました。いただいた意見をもとに来年度も子どもたちが貴重な体験ができるよう準備をしていきたいと思います。 また、この後、10年にわたり職場体験の場を提供していただいた株式会社ホンダカーズ群馬藤岡店様、株式会社群馬県食肉卸売市場肉の駅ららん店様に対して、チャレンジウィーク長期受入協力事業所感謝状を贈呈いたします。 藤岡市の子どもたちのよりよい成長のため、今後も引き続きよろしくお願いいたします。 |
藤岡市教育委員会
〒375-8601 群馬県藤岡市藤岡1485 TEL:0274-22-1211 FAX:0274-24-3252 |