12月19日、全校生徒が体育館に集まり、創立50周年を記念するPTA教育講演会を開催しました。講師にお招きしたのは、本校の卒業生であり、エフエム群馬『WAI WAI Groovin’』のパーソナリティとしてお馴染みの内藤聡さんです。

　「今、ラジオDJの僕が伝えられることは？」と題した講演は、お決まりの挨拶「Bom dia！！（ボンジーア）」でスタート。内藤さんの「番組を聴いたことある人？」という問いかけに多くの手が挙がり、生徒たちはいつもラジオから流れる「あの声」の主を前に、一気に引き込まれていきました。

　前半は、ご自身の生い立ちから現在に至るまでの歩み、そして「ミツバチハニープロジェクト」などの活動についてお話しいただきました。中学生時代に音楽の先生から声を褒められたことや、憧れのラジオ番組でハガキが読まれた感動が「ラジオDJになる」という決意に繋がったといいます。「強い思いを持つこと」「決意したら言葉にすること」「良い言葉、生きた言葉を使い続けること」。未来へ向かう生徒たちにとって、心強いエールとなる言葉をたくさんいただきました。

　後半は、北中にゆかりのある方々とのトークセッションが行われました。第1期生で藤岡市複合施設「ふじまる」にお勤めの岡本様や、内藤さんの同級生が登壇し、当時の思い出話に花が咲きました。会場の保護者の皆様や、内藤さんを初めて知った生徒たちも、北中の歴史に触れる楽しいひと時を過ごしました。

　最後には、事前に保護者の皆様からいただいた質問にラジオ番組さながらのメッセージで答えていただきました。そして、講演後は、本校生徒会本部よりお礼と花束の贈呈を行いました。内藤さんからは「キラキラした目で一生懸命に聴いてくれる姿に感動しました」と温かいお言葉をいただきました。

　内藤さん、岡本様、貴重なお話をありがとうございました。また、本会の企画・運営に尽力いただいたPTA本部役員および運営委員の皆様に、心より感謝申し上げます。