6月3日(木) 3年生の学年道徳(2)
- 公開日
- 2021/06/03
- 更新日
- 2021/06/03
できごと
「わたしのいもうと」の読み聞かせを通して、自分が感じたこと、思ったこと、考えたことは何なのかを大事にしてほしいという先生の話の後、生徒はスクリーンを凝視し、語りに聞き入りました。読み聞かせが終わると、しんと静まり返った中で考える姿、一心に鉛筆を走らせる姿がありました。先生たちは生徒の間を回り、その様子を見守ります。そして、十数名の生徒が挙手し、自分の感想を発表しました。いじめの残酷さ、妹を救えなかった自分への怒りや悲しみなど、生徒は感じ取ったことを自分の言葉でしっかりと伝えていました。松谷さんに送られた手紙には、差別が戦争にもつながるとあったそうです。そうしたことにも思いを馳せた生徒もいることでしょう。最後に先生たちから、「みんなは誰の立場で話を聞いただろうか、自分は親の立場で考えたが、皆にはどの立場にも立ってほしくない」ということ、そのためにも「自分や人の気持ちを感じ取る心を大事にしてほしい」ということが伝えられました。