この日、地域づくりセンター美土里にて「いじめ問題解決に向けた教育懇談会」が行われました。

　開会行事の中で学校運営協議会長より「近年はおもてには見えないいじめが見受けられる。西中校区からいじめをなくす思いで、地域の皆さんと一緒に子どもたちの健全育成に取り組んでいきたい。」と挨拶がありました。

　続いて、学校教育課長より「西中校区では、コミュニティ・スクールの仕組みになる前から、学校とPTA、地域が一体となって子どもたちのために力を合わせ取り組んでいただき感謝している。これから先も、子どもたちの『笑顔、やる気、希望』のために力をお貸しいただきたい。」と、日頃の活動への感謝と今後の活動への期待を込めた挨拶がありました。

　今回の熟議のテーマである「教育目標『未来を切り拓く力』を育む、大人としての心掛け、声がけについて」の説明の後に、８月４日（月）に行われた「西中サミット」の様子について動画視聴をしました。子どもたちが積極的に課題解決に向けて話し合う、頼もしい姿を共有することができました。

　その後、各班に分かれテーマに沿った熟議が行われました。いじめ問題に限らず、「子どもたちの自主性とは」といった、非認知能力の育成に関わる話題についても触れられ、それぞれの立場から活発に意見交換が行われていました。熱のこもった充実した熟議の時間となりました。