教育長挨拶
訓 示
コミュニテイ・スクールを基盤とし、ESDで未来を創る、小中一貫教育の実践
<予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる>
世界は正解のない、予測困難な時代の真っただ中にあります。世界各地で起こる紛争、情報化社会への急速な進展、気候変動による異常気象と災害の発生など、地球規模の課題が多発しています。いま子供たちに、情報化やグローバル化など、急激な社会的変化の中で、コミュニケーション力、課題発見・解決力など、未来の創り手となるために必要な資質・能力を確実に備えることのできる学校教育を実現することが求められています。
<教育課程の理念>
(1) 社会や世界の状況を幅広く視野に入れ、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を持ち、教育課程を介してその目標を社会と共有していくこと。
(2) これからの社会を創り出していく子供たちが、社会や世界に向き合い関わり合い、自分の人生を切り拓いていくために求められる資質・能力とは何かを、教育課程において明確化し、育んでいくこと。
(3) 教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったり、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。
<持続可能な開発のための教育(ESD)と持続可能な開発目標(SDGs)>
※ Education(教育) for Sustainable(持続可能性) Development(開発)
「ESDとは、持続可能な社会の担い手を育む教育で、環境、貧困、人権、開発といった様々な地球規模の課題について、自分のこととしてとらえ、その解決に向けて自分から行動を起こす力を身に付けるための教育」(文部科学省)
※ Sustainable(持続可能性) Development(開発) Goals(目標)
SDGsは、2030年を期限とする、先進国を含む国際社会全体で取り組む国際的な目標(17の目標、169のターゲットで構成)。教育はSDGsの目標4に位置付けられています。
「2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、すべての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする」(目標4-7)
<持続可能な社会の創り手となる>
児童生徒、全ての教職員が社会の一員として尊重され(社会性の包摂)、多様な人々と「共に生きる」ことができる(多様性の包摂)こと。
藤岡市では「誰一人取り残さない」というSDGsの理念のもと、一人一人が自分のよさや可能性を認識し、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようになることを目指します。
2026年4月1日
藤岡市教育委員会教育長 岸 正博