この日、小野中学校において「非認知能力育成に向けた実践研究」の公開授業が行われました。本事業は、令和５年度から、群馬県教育委員会が県内の学校を研究実践校として指定し、各校の実践を集めて「非認知能力育成のための群馬モデル」を作成していくためのものです。研究の経過を見届けようと、群馬県教育委員会、西部教育事務所の方々も授業を参観されました。

　「体育」では、柔道の授業でけさ固めへの効果的な応じ方についてグループで話し合いました。生徒はお互いに意見を交換し、考えたことを生かしながら意欲的に取り組んでいました。「社会」では、地域課題である「人口減少」を解決するための単元で、本時では、藤岡市長の立場から藤岡市の人口が増えるようにグループで政策を考え、提案し合いました。「英語」では、自分の夢や目標の実現のために必要だと思うことをグループで伝え合い、友達からのアドバイスを参考に、より想いが伝わる文章になるよう推敲しながら英文を考えていました。「理科」では、水蒸気が水滴に変化するのはどのようなときか、グループごとに露点測定の実験を計画して調べ、タブレットPCで共有した各班の結果を見て、考察を深めることができました。

　授業を公開してくださった先生方、準備・運営にご尽力いただいた先生方、そして研究にご協力いただいている小野中学校に心より感謝申し上げます。