10月6日(月) 学校防災教育講演会
- 公開日
- 2025/10/08
- 更新日
- 2025/10/08
小・中学校
藤岡市教育委員会では、今年度から文部科学省委託事業「学校安全総合支援事業」として、県教育委員会から2年間の指定を受けています。
本事業では、群馬大学大学院の金井教授を講師に迎え、「自分の命は自分で守る」防災教育の推進を目的とした「学校防災教育講演会」を実施しています。
10月6日(月)には、市内の小野中学校および北中学校で、今年度最初の講演会が開催されました。
小野中学校では、中学1年生を対象に、身近な自然災害の危険性やその対策について学びました。講演では、校区内のハザードマップをもとに、水害や地震などのリスクを整理し、「①いつ、②どこに、③どのように避難するか」を自ら考える力を育てることの大切さが強調されました。また、「災害はいつ起こるかわからないからこそ、日頃から主体的に判断し行動する力、そして他者を思いやる心が大切である」との話がありました。
一方、北中学校では、学校運営協議会委員や一貫校のPTA本部役員、教職員が参加し、金井教授の講演後、それぞれの立場でできることをテーマにグループ協議を行いました。講演の中では、防災教育は子どもだけでなく、保護者や地域も共に取り組むことが重要であること、また「命を守るために何が必要か」という視点を持つことの大切さが語られました。参加者は、防災を“自分ごと”として捉え、地域と連携した備えや取組について活発に意見を交わしました。
本日を皮切りに、市内すべての小・中学校で順次講演会を開催し、児童生徒一人ひとりが防災に関する正しい知識と行動力を身につけられるよう、藤岡市教育委員会では引き続き防災教育の充実に努めてまいります。
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