藤岡市総合学習センターにて「藤岡算学塾」（小学生）の第１日目が行われ、市内の小学校から５・６年生３３名が参加しました。

　初日は、早稲田大学教師教育研究所招聘研究員の 滝井 章先生 を講師にお迎えし、【算数を通して考える楽しさを味わおう】をテーマに講義が行われました。

　講義では、「じるううょかもた」という文字を並べ替えて「じょうもうかるた」を作ったり、有名な「ハノイの塔」というゲームを折り紙で行ったりしながら、そこに現れる規則性を見つける活動を行いました。

　子どもたちは、身近な題材を通して自分の考えを話し合い、友達の意見を聞きながら新しい発見を重ねていく姿が見られました。

　滝井先生の講義では、子どもたちが自然に発言したり考えを共有したりできるような進め方で、参加した全員が生き生きと活動していました。先生の問いかけやテンポのよい授業展開に、私たち教職員も多くの学びを得ることができた一日となりました。

　授業後の児童の感想には、

　「算数は少し見方を変えると分からない問題も解くことができるとよくわかった」

　「じっくり考えて解けた時は気持ちよかった」

　「日常の中にも算数に関係していることを探したい」

　など、算数への興味や関心がさらに深まった様子が見られました。

　講義を終えた子どもたちは笑顔で「あー楽しかったー！」と話しながら会場を後にし、

　算数を通して“考える喜び”を味わう充実した１日となりました。