11月30日(日)藤岡算学塾(小学生)2日目
- 公開日
- 2025/12/01
- 更新日
- 2025/12/01
算学塾
2日目は、群馬大学共同教育学部 数学専攻の学生3名 と、藤岡市教育委員会 学校教育課の指導主事 が講師を務めました。
群大生による講義は、【全部運びたい!どうしよう?】と【伝説の魔法陣を完成させよ!】の2本立てで行われました。児童たちはグループで相談しながら、試行錯誤を繰り返し、課題解決に向けて真剣に取り組む姿が見られました。学生の丁寧な説明と工夫された活動内容に、子どもたちは自然と引き込まれ、楽しみながら学ぶことができました。
続いて、教育委員会の指導主事による講義【見えないものを見る~サイコロの不思議~】では、実際にサイコロを手に取りながら確率の考え方を学びました。サイコロを2つ投げたときに出る目のパターンを予想し、実際の結果との違いを比べる活動を通して、「どんな目の組み合わせが出やすいのか」「なぜそうなるのか」といった算数的な考え方を深めました。
児童からは、
「大学生の授業はからくりが分かって面白かった」
「学校では教わらないようなことができてよかった」
「見えないものを見るために、樹形図を使っていたことに気づいた」
「算数を使うと見えないところを見えるようになって、とても楽しかった」
などの感想が聞かれ、学ぶ楽しさを実感している様子が見られました。
群大生たちは、子どもたち一人一人の考えを丁寧に受け止めながら授業を進め、児童が生き生きと活動できるような関わりをしていました。講義が終わった後、会場を出る児童たちは笑顔で「あー今日も楽しかったー!」と話しており、2日間を通して、算数の奥深さや“考えることの面白さ”にたくさん出会い、「もっと算数をやってみたい!」という気持ちを高めていました。
ぜひ、5年生の皆さんは来年度も、6年生の皆さんは中学校の算学塾に参加してほしいと思います。
これからも算数を通して、考えること・学ぶことの楽しさを広げてほしいと思います。