１２月１８日（木）15:30から教育庁舎にて、各校区の学校運営協議会委員の皆様にお集まりいただき、第２回コミュニティ・スクール連絡協議会を開催しました。

　全体会では、教育長より次のようなお話がありました。

　「学校運営協議会に参加してくださっている委員の皆さんは、子どもたちのことを熱心に、本気で考えてくださっている。まさに地域の核となる存在です。コミュニティ・スクールは何のために行っているのか、小中一貫教育は何のために進めているのか――その原点を改めて考えていただきたい。子どもたちの成長には区切りがなく、それぞれの子どもにとって最適な環境をつくることが大切です。よりよい学校づくりは、よりよい地域づくり、そしてよりよい社会づくりにつながります。そのような視点から、子どもたち一人一人にどのような力を育んでいく必要があるのかを、引き続き考えていただきたい。」

　続いて、各校区の学校運営協議会 会長から、今年度の取組について「学校関係者評価について」「熟議の内容について」「地域学校協働活動等について」の３つの観点で発表がありました。それぞれの校区で、地域と学校が協働しながら子どもたちを支える取組の成果や課題が共有されました。

　その後は、評価部会、広報部会、連携推進部会の３部会に分かれ、各校区の取組状況や今後の課題について活発な情報交換を行いました。部会では、「学校関係者評価について」「広報の工夫について」「地域と学校の連携をさらに深めるための方策について」など、実践的な意見が多く出されました。

　どの校区においても、学校のことを深く理解し、「地域の子どもは地域で育てる」という強い思いをもって取り組んでくださっている様子が伝わってきました。今後も、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちを支援し、藤岡市全体で学びと成長を支える仕組みづくりを推進してまいります。