本日、美九里西小学校において計画訪問が実施されました。美九里西小学校では、東連携型小中一貫校の研修テーマ「主体的に学び合う児童・生徒の育成～自分の考えをもち、伝え合い、高め合うための継続的な指導を通して～」の実現のため、日々授業づくりに取り組まれています。また、校内研修主任が日々の授業実践や研修の成果を、校内研修通信「Four Peace」で積極的に情報発信し、職員での情報共有に努めています。

　その成果として、午前中の研究授業では、どのクラスにおいても、児童が「学びたい！」と思えるような課題設定の工夫が見られました。これまでの学習内容を効果的に振り返らせたり、身近な疑問に気づかせたりすることで、わくわくするような学習課題が提示され、児童たちは意欲的に学習に取り組んでいました。また、先生方の指導のもと、児童一人ひとりが自分の考えをもち、それを友達と活発に意見交流しながら、積極的に課題解決に向かう姿が見られました。先生方は、入念に研究された教材をもとに、児童が安心して発言できる温かい学級の中で、一人ひとりがじっくりと考えを深める時間を大切にしながら、授業を展開されていました。

　午後の全体会では、教育長から「子どもに任せる授業へ転換していくために」をテーマに話がありました。その後行われた部会では、児童がさらに主体的に学習に取り組む授業にするための方策について、活発で熱心な協議が行われました。

　一日を通し、美九里西小学校の先生方が、子どもたちが充実した学校生活を送り、健やかに成長できるよう、教育活動に一心に取り組まれていることを改めて実感することができました。