学校日記

9月10日(火) 2年生(国語)「字のない葉書」

公開日
2024/09/10
更新日
2024/09/10

2年生に関すること

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 「字のない葉書」は、「私」が三十年以上経過した過去の出来事を回想するかたちで書かれたものです。
 1945年の夏に妹が学童疎開をするところから話は始まります。一人で疎開する妹に、父は自分宛の葉書を大量に渡し、「元気な日はマルを書いて、毎日一枚ずつポストに入れなさい。」と言います。
 妹から届く葉書は、はじめは大きなマルですが、だんだん小さくなり、やがてバツに変わり、とうとう葉書さえ来なくなります。
 三月目に母が迎えに行くと、妹はしらみだらけの頭で寝かされています。母が妹を連れて帰ると、父は裸足で表へ飛び出し大泣きしながら妹を迎えます。
 生徒は、そんな向田邦子さんの作品を読み進めていました。