藤岡市教育委員会では「クラウドサービス・校務支援システム導入に係る説明会」を開催しました。

　来年度から、教職員が使用する校務支援システムを、新しいものに切り替える予定で、その概要について県や事業者の方々から説明をいただきました。

　校務支援システムとは、教職員が児童・生徒の出欠や健康状態の記録、通知表の作成、各種文書作成などに用いる大切なシステムです。現在、本市では特定の場所にサーバを置いて利用する形式で運用してまいりましたが、国の方針によりクラウドベースのシステム活用が進められています。また、群馬県が主導して共同調達を行うことで、県内で統一的な運用が可能になり、異動時の利便性やコスト削減も期待されます。

　説明会では、群馬県教育委員会から共同調達の背景と目的、新システムの担当事業者からシステムの概要やセキュリティ体制について説明がありました。新システムはクラウド上で安全に管理され、データ誤送信等のリスクを大幅に軽減できる見込みです。また、データ移行の担当事業者からは、移行方法と支援体制について説明がありました。

　質疑応答では、セキュリティやデータ移行、現行の環境と新環境での運用方法の違いなどについて活発な質問があり、各担当から丁寧な回答がなされました。

　藤岡市教育委員会では、児童生徒・保護者・地域の皆さまに安心で安全な教育環境を提供できるよう、今後もデジタル化の推進と教育環境の充実に努めてまいります。