午前の研究授業では、北連携型小中一貫校の校内研修テーマである「自己調整力を高め、主体的に学ぼうとする児童生徒の育成～ICTの効果的な活用を通して～」に基づき、活発な授業が展開されました。先生方は、ネームプレートやICTを効果的に活用し、生徒指導の4つの視点を意識した授業を実践しており、児童が主体的に学習に取り組む姿が見られました。特に、「これまで」「ここでは」「このあとは」といった振り返りや見通しを促すプレートや「つなぎ教材」の活用により、児童は学習の見通しをもち、より主体的に学びを深めていました。また、北連携型小中一貫校の合同研修として、神流小学校や北中学校の先生方も参観され、小中学校間の連携を深める貴重な機会となりました。

　午後の授業研究会では、質の高い「めあて」の提示方法、めあてとまとめの整合性、対話の工夫、ICTのより効果的な活用方法などについて、熱心な協議が行われました。児童が学習を「自分事」として捉え、さらに主体性を高めるための授業改善について、活発な意見交換がなされました。藤岡第二小学校の児童たちが「笑顔・希望・やる気」に満ちた学校生活を送れるよう、先生方はこれからも研鑽を積んでいきます。