本日、市内中学校の3学年主任、藤岡市および多野郡の高校の進路担当者、そして群馬県立藤岡特別支援学校高等部の進路担当者が一堂に会し、「藤岡市中・高進路指導連絡会議」を開催しました。この会議は、中学校の進路指導のさらなる充実を図ることを目的に、毎年行われているものです。

　本会議では、各高校が求める生徒像や、昨年度から変更された入試の申し込み方法などについて活発な情報交換が行われました。

　会議冒頭、教育長から、「高校のWeb出願導入、高校再編、私立授業料の実質無償化など、入試を巡る環境は大きく変化している。密な情報交換を通じて、慎重な審議をお願いしたい」との挨拶がありました。続いて、進路指導担当校長から、「中学校と高校の校長間でも定期的な連絡会議を行っており、変化する入試制度への対応の必要性を強く感じている」とのお話がありました。

　会議では、各高校の先生方から、それぞれの高校の特色や、昨年度から導入された「G-smart」による出願方法の影響などについて、丁寧な説明がありました。また、藤岡特別支援学校の先生からは、入学方法や卒業後の進路について具体的な説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

　これらの説明を受け、各中学校の3学年主任の先生方は、生徒一人ひとりの進路希望の実現に向けて、積極的に質問をしたり、活発な意見交換を行ったりしました。

　来年の春、中学3年生が笑顔、やる気、希望に胸を膨らませて自ら決めた進路へと羽ばたいていけるよう、今後も中学校と高校の連携を強化し、生徒たちの進路実現を力強く支援してまいります。