7月15日(火) 問題を抱える子ども等の自立支援協議会の開催
- 公開日
- 2025/07/16
- 更新日
- 2025/07/16
小・中学校
藤岡市総合学習センターで「問題を抱える子ども等の自立支援協議会」が開催されました。本協議会は、不登校や問題行動のある児童生徒の自立を地域全体で支えるため、学校、関係機関、地域の専門家が連携を深める重要な場です。特に今年は、新たに配置された「校内教育支援センター支援員」が参加し、学校内外の連携強化を図ることができました。
教育長は挨拶の中で、増加傾向にある不登校児童生徒の現状に触れ、「一人ひとりの要因は異なり、「COCOLOプラン」に基づき、市としても「校内教育支援センター」設置、支援員配置、「にじの家」との連携強化、「学びの多様化学校」設置を進め、子どもたちの多様な学びをチームとして支援する。」という話がありました。
協議では、事業概要説明後、今年度配置された「校内教育支援センター支援員」の役割と活動について情報共有が行われました。支援員は、教室に入りにくい児童生徒の学校内居場所を確保し、心のケアや学習サポートを通じて不登校の未然防止・復帰支援を強化する役割を担います。各連携機関からは具体的な取り組みが発表され、活発な情報交換を通じて、各家庭の状況に応じたきめ細やかな対策が検討されました。
協議後には中学校区ごとの情報交換を行い、校内教育支援センター支援員は「藤岡市にじの家」を訪問し、今後の連携に向けた情報交換を実施しました。今回の協議会を通し、多くの関係者が藤岡の子どもたちの成長を真摯に考えてくださいました。藤岡市教育委員会は、今後も連携を密にし、子どもたちの笑顔あふれる教育環境づくりに全力で取り組みます。