12月4日(木)北連携型小中一貫校 いじめ問題解決に向けた教育懇談会
- 公開日
- 2025/12/08
- 更新日
- 2025/12/08
いじめ問題解決に向けた取組
本日、地域づくりセンター藤岡にて、北連携型小中一貫校の「いじめ問題解決に向けた教育懇談会」が開催されました。PTAや保護者の皆さん、区長さん、民生委員さん、児童委員さん、そして学校の先生方など、多くの方々が参加しました。
開会にあたり、会長から「いじめは古今東西ある。人は被害者にも加害者にもなり得る。無意識・無関心・無頓着が問題かもしれない。それらを地域・家庭・学校の中でどのようにしていけばよいかを考えていきたい」との挨拶がありました。続いて、PTA会長からも「子どもたちが安心して過ごせる場所をつくれるような話し合いにしたい」との言葉がありました。
その後、児童会は動画で、生徒会は会場で、それぞれいじめ防止に向けた取組を発表しました。子どもたちの主体的な発表を通して、参加者一人ひとりが改めていじめ問題への向き合い方を考える時間となりました。
続いて行われた熟議では、「自律・共生する子どもを育てるために、学校の外と中からできること」を大テーマとして話し合いが行われました。議論は、「自身が行っている子どもたちに関わる取組について」から始まり、「その取組が『キャリアアップ・パワープラン』のどこに結びついているか」、そして「ねらいにより近づき、『自律・共生する子供を育てるために』できること」という3つの視点で進められました。どの班でも、家庭・地域・学校がそれぞれの立場からどのように関わっていけるかについて、真剣に意見を交わす姿が見られました。
学校と地域が一体となって子どもたちを支え、地域の教育力をさらに高めていこうという強い思いが感じられる、充実した懇談会となりました。今後も、こうした取組を通して、子どもたちが安心して学び、互いに認め合える地域づくりが進んでいくことを期待しています。