学校日記

3/23(水) 2年生(国語)「木」

公開日
2022/03/24
更新日
2022/03/24

Rできごと

 75歳で没するまで膨大な量の詩を出している田村隆一の「木」という詩・・・難しい言葉を使っていませんが、多くのことを示唆しています。
 1連から最終連までで、「好きだ」から 「大好きだ」に変化する理由について考えています。
 擬人法を使う中で、樹木の偉大さ、人間の愚かさが、スーと浮かび上がってくるようです。
・・・
(略)
木はたしかにわめかないが
木は愛そのものだ
それでなかったら小鳥が飛んできて
枝にとまるはずがない
正義そのものだ
それでなかったら地下水を根から吸いあげて
空にかえすはずがない
(略)
・・・
 大地に根を張り、空に枝を伸ばし、自然の中で悠々と個性的に生きていることへの憧れが見えてきます。
   4月からは最上級生です。