８月２３日に定例のいじめ問題調査委員会が行われました。開会にあたり、教育長から「最近はSNSがからんでおり、概要が見えにくくなっているいじめも多く、警察も警戒しているとの話も聞いています。そのような中で、いじめ問題解決に向けたこども会議や、地域の方に参加していただいている教育懇談会を行い、学校と地域が連携しながらいじめ問題の解決に向けて真剣に考えているところです。また、これまで委員の先生方には組織的な対応の重要性についてご助言をいただいており、いじめ担当教員を配置したり管理職の役割を明確化したりして組織で対応する体制を整えております。本日もご指導ご助言をお願いいたします。」との挨拶がありました。そして、本市におけるいじめ問題の現状や対応、いじめ問題に係る取組について担当指導主事より説明をしました。

　これを受けて、調査委員の方にいじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処について、「被害者の痛みだけでなく、加害者の痛みも深く抱えている問題を解決しなければ再発してしまう可能性が大きい。加害者のケアも常に視野に入れて対応してほしい。」「何かあったときに教師にすぐ言える安全・安心な学級づくりを基に、いじめが起こらない学級づくりに努めてほしい。」など、貴重なご助言をいただきました。

　いただいたご助言をもとに、藤岡市の子どもたちが笑顔・やる気・希望に満ちあふれた学校生活を送れるよう、引き続きいじめ問題に真摯に取り組んでいきたいと思います。