12月15日(月) 3年生(道徳「ソーシャル・ビュー」)【思いやりのある子】
- 公開日
- 2025/12/16
- 更新日
- 2025/12/16
できごと
3年生の道徳も要請訪問で、たくさんの方々が参観する中での授業でした。めあては、「様々な考えや背景を持つ人と関わりながら生きていくうえで、大切なことはどんなことがろう?」です。今日の授業では、「ソーシャル・ビュー」が話題の中心になりました。「ソーシャル・ビュー」は、健常者と視覚障害者が小グループを作り、美術館内をツアーします。そして、作品の見た目や印象についてを語り合い、作品の解釈をみんなで作り上げていく美術鑑賞の方法です。3年生は、実際に「ソーシャル・ビュー」を体験します。目が見える人役の生徒は、美術作品を見て、目が見えない人役の生徒に、見た目や作品の見て、想像したことなど、様々な情報を伝えていきます。目が見えない人役の生徒は、質問をし、断片的な情報を自分で総合しながら、徐々に頭の中に対象を作り上げていきます。初めての体験だったので、難しいところもありましたが、「見えない人に説明するうちに、自分の最初の印象とは違った絵の見え方ができた」など、よかったところもありました。体験を通して、様々な考えや背景を持つ人と関わりながら生きていくうえで、どんなことが大切なのかをじっくりと考えることができた3年生でした。