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7月30日(水)藤岡算学塾:ひらめきが広がる3日目!

公開日
2025/07/31
更新日
2025/08/04

算学塾

 7月30日(水)、「藤岡算学塾」3日目は、鬼石中学校と西中学校の数学教員による、2つの講座が行われました。生徒たちは、身近なゲームの背後にある数学的原理や、図形の隠れた法則を発見することで、数学の新たな側面に触れました。

 鬼石中学校の数学教員による講座「数当てゲームの仕組みを知ろう」では、100円ショップのビンゴカードのようなカードを使った年齢当てゲームに挑戦しました。生徒たちは、各カードに書かれた数の規則性を読み解き、そこに2進法の考え方が応用されていることを学びました。指を使った2進数の数え方も習得し、その巧妙な仕組みに驚きの声が上がりました。生徒たちからは「規則性を見つけるのは難しかったけど、見つけたり気づいたりしたらとても楽しかったです」「家に帰ったら家族と一緒にやってみたい」といった感想が聞かれ、自分たちで原理を説明できるようになった喜びを感じているようでした。

 西中学校の数学教員が担当した「一刀切り」の講座では、紙を折り、ハサミで一太刀入れるだけで狙った形を作るという内容を体験しました。線対称な図形から始まり、最終的には難易度の高い平行四辺形に挑戦。そこには「角の二等分線」や「内心」といった幾何学の法則が隠されており、それらを意識することで、見えない図形が浮かび上がってくることを学びました。生徒たちからは「角の二等分線を意識して折ると一刀で切れることが分かりました。他の図形も二等分線を意識すれば一刀でできるのかを知りたいと思いました」「原理は分かっても平行四辺形ができなかったので家で挑戦したいです」といった声が寄せられ、発見の喜びとさらなる探究心が芽生えた様子でした。

 また、本日からはボランティアの高校生が入れ替わり、新たなメンバーが藤岡市の中学生たちの学びをサポートしてくれました。藤岡算学塾を支える藤岡中央高校の生徒たちの献身的な協力に、心より感謝申し上げます。

本日も、生徒たちが数学の面白さを存分に実感し、知的好奇心を高める一日となりました。