11月26日(金)鬼石中校区 いじめ問題解決に向けた教育懇談会
- 公開日
- 2021/11/29
- 更新日
- 2021/11/29
小・中学校
学校運営協議会が主催の教育懇談会が、鬼石中学校で行われました。保護者のみなさん、区長さん、民生委員さんをはじめとする地域の方々、先生方、約40名がいじめ問題解決に向け、みんなで話し合いました。
開会行事の中で、学校運営協議会会長 吉野会長より、「今年になり6名の子どもたちがいじめにより命を絶つという痛ましい出来事があった。いじめをなくすために、小中学校、あるいはこのような教育懇談会を通して、継続して話し合いの機会をもっていければと考えている。」と話がありました。また、田中教育長からは「地域の子は、地域で育てる。いじめは、子どもたちだけの問題ではなく大人の問題でもある。この話し合いを通して、違う意見、違う考え方に出会ったときに、どのように乗り越えていけばよいのか、理解が深まればと考えている。また、地域や家庭に戻ったときには、それぞれの立場でここで話し合った内容を伝えていただき、その機運を高めてほしい。」とのあいさつがありました。
そして、学校教育課指導主事、鬼石中学校長より、いじめの現状と取組について説明があった後、「社会に貢献できる自立した児童生徒を地域全体で育て、いじめのない鬼石地区をつくろう」というテーマで協議を行いました。
グループ協議では、熱心な熟議が行われ、「いじめを防止するためには、まずは家庭を安定させることが大切である。」「親と子、家庭と家庭、家庭と地域が、しっかりとつながりを保つことで、子どもたちの少しの変化にも気付けるのではないか。」「多くの人と知り合い、見守られているという安心感が子どもたちの自立を促す。」「地域の人から自分にしてもらったことを今度は自分が返していこうという気持ちが、社会に貢献しようとすることにつながるのではないか。」などの意見が出されました。
たくさんの参加者と熱心な熟議によって会場は熱気に包まれ、大変充実した懇談会になりました。ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。