1月9日(火) ヤングケアラー研修会
- 公開日
- 2024/01/12
- 更新日
- 2024/01/12
研修
群馬県教育委員会の委託事業により、虹色のかさの巴山玉廉さんを講師に招き、ヤングケアラー研修会を開催いたしました。
本研修会には、本市並びに多野郡の学校関係者及び福祉部局職員が参加しました。会議に先立ち、田中教育長から「子ども達の居場所づくりやSOSの出し方や受け止め方が大切である。現在問題となっているヤングケアラーについてしっかりと学び、笑顔・やる気・希望に満ちた子ども達を育てていきましょう。」とあいさつがありました。
研修会では、まず始めにヤングケアラーの定義やどのような行為がヤングケアラーにあてはまるのかという話をしていただきました。また、ヤングケアラーは見過ごされやすい。だからこそ、学校・福祉部局・地域住民が子どもの権利を守るという視点で、できることをする必要があるとのことでした。
その後、参考となる事例をもとに教職員だけでなく福祉部局の職員の方も交えてグループワークを行いました。様々な視点から情報共有が行われ、多機関・多職種が関わり、ヤングケアラー本人だけでなく、その家族も含めて支援していくということを学びました。
最後に、「ヤングケアラーに気付くためのアセスメントシート」について話があり、ヤングケアラーは、チェック項目の数が問題ではなく、当てはまることが一つでもあればヤングケアラーの可能性があると考え支援にあたってほしいとのことでした。非常に有意義な研修となりました。