11月9日(土)藤岡算学塾(小学生)1日目
- 公開日
- 2024/11/13
- 更新日
- 2024/11/13
算学塾
藤岡市総合学習センターにて「藤岡算学塾」(小学生)の開講式が行われ、市内小学校から5・6年生26名が参加しました。
開講式で、教育長から「みなさんの参加しようとする意欲が本当に素晴らしい。藤岡市は、世界三大数学者の一人、関孝和先生が生まれたのではないかと言われている地です。この藤岡算学塾をきっかけに、これからどんどん算数を好きになってほしい。また、この3日間を通して、算数の楽しさ・面白さを知り、中学校での学習につなげていってほしい。」とあいさつがありました。
初日は、昨年度もお世話になった群馬大学共同教育学部准教授を講師に招き【“4次元”をのぞいてみよう】というテーマで、授業を行いました。「4次元」というと、「ドラえもん」や「ワープ」などを思い浮かべる方もいると思いますが、言葉は聞いたことはあっても、その本質的な考え方は大人でもなかなか分からないと思います。本日の講義では、「4次元」を図形的なイメージで捉え、数式を必要としなかったため、小学生でも取り組みやすい内容でした。4つ目の次元は「時間」と聞いた時の児童たちの驚きの声を聞いて、非常に興味関心が高まった様子が見られました。
授業後の感想には、「学校ではなかなか教えてもらえないような「次元」の勉強をして、算数とは関係なさそうな「4次元」を算数の力で見られることには驚きました。」「算数が楽しくなりました。最初は難しそうで諦めていましたが、終わったらすごく楽しくてすっきりしました。学校ではなかなかないことです。」「4次元という言葉はなんとなくでしか聞いたことがなかったですが、今日学べてよかったです。追加で、1〜3次元もはっきりしました。特に、リンゴの話が一番興味深くて面白かったです。」など、初めて出会う問題に対して難しさや学ぶ楽しさを味わうとともに、考える過程を楽しむ様子が見られました。
次回11月16日(土)は、藤岡市教育委員会指導主事や小学校算数担当教諭による講義が行われる予定です。興味のある保護者の方の参観もお待ちしております。