11/11(木) 3年生(国語)「古今和歌集「仮名序」」
- 公開日
- 2021/11/11
- 更新日
- 2021/11/11
Rできごと
古今和歌集は日本最古の勅撰和歌集、1100首が収められており、「仮名序」は紀貫之が書いたとされており、仮名文で書かれた日本初の文学論として有名です。原文をもとにどんな内容かを読み取っていきます。
「和歌」とは・・・なるほどと思う内容に驚きです。
やまと歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざ、繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。
花に鳴く鶯、水にすむ蛙の声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌を詠まざりける。
力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲をも和らげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり。
「やまとうたが持つ四つの力は何か?」・・最後の文章についてじっくり読み込んでいます。