12/8(水) 3年生(国語)「夏草〜おくのほそ道から」
- 公開日
- 2021/12/08
- 更新日
- 2021/12/08
Rできごと
芭蕉は、平泉でとんなことを思ったのか?
平泉に到着すると源義経が居城を構え、最期を迎えた高館にのぼり、中国人の杜甫の詩「春望」の一節「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と口ずさみました。
そこで、「夏草や兵どもが夢のあと」という有名な句を詠んでいます。人間のはかなさが伝わってきます。
最期の一句「五月雨の降り残してや光堂」の意味していることは・・梅雨から守るため、外側からすっぽり包む形で覆堂が建設されている・・
それまでの「夏草や・・」と対照的にそれでも人の力で乗り越えようとしている素晴らしさを詠んでいます。時代を超えて・・芭蕉の凄さが伝わってきました。