9月5日(木)実用数学技能検定グランプリ金賞の贈呈式
- 公開日
- 2024/09/06
- 更新日
- 2024/09/06
算学塾
日本数学検定協会の理事長が藤岡市教育委員会に来庁し、「実用数学技能検定グランプリ金賞」の賞状と副賞の盾の贈呈式を行いました。
贈呈式の後の談話の中で、理事長から、藤岡市で数学検定を受けた生徒は、高校生、大学生になってもさらに上の級の検定を受けているということを伺い、藤岡算学塾の有用性を改めて感じました。
また、ドイツに行った際にびっくりしたことがあったそうです。それは、ドイツ人の方に「関を知っているか?」と尋ねられたということです。鎖国の時代であったため、世界的には同世代の「ライプニッツ」(ドイツ)や「ニュートン」(イギリス)という数学者の方が有名ですが、数学界における関孝和の凄さを感じたとおっしゃっていました。
さらに、毎年、奈良の東大寺にまつわる和算の問題を、東大寺に奉納しているそうです。例えば、「もし、東大寺の大仏が立ちあがったら何メートルになるか。」など、答えが出ない問題だそうです。簡単に答えの出る問題ではなく、正しい答えは出なくとも、そこに行きつく考え方が大切だとおっしゃっていました。藤岡算学塾の考え方に通ずる部分を感じました。
教育長からも、「数学というと理科がセットのように言われるが、数学と社会もとてもつながりの強い学問であると感じている。先の見えない未来だからこそ、理系文系などで分けるだけではなく、興味があることを楽しんでやれるようになると本当の学力がついてくると思う」とお話がありました。
これからも藤岡市から第二の関孝和が出るように、授業、算学塾ともによいものにしていこうと決意を新たにしました。