7月31日(水)「藤岡算学塾」(中学生)(3日目)
- 公開日
- 2024/07/31
- 更新日
- 2024/08/02
算学塾
「藤岡算学塾」3日目は、藤岡市立西中学校の数学教員による「集合の先へ」、藤岡市立北中学校の数学教員による「グランディ数を使って必勝法を見つけよう」の2つの講座がありました。
西中学校の数学の先生の講座では、中学校1年生で学習する「集合」という概念について学習しました。ただ、中学校1年生では「集合」という名称は知っても、その概念の深さについては学習しないため、本日の講座では少し深堀する内容の講義をしました。生徒たちは大学で学習する「写像」という考え方に初めて触れ、興味がわいている様子でした。
北中学校の数学の先生の講座では、「21ゲーム」という、1から順に3つ以内の数ずつ互いに数字を言い合い、21を言った方が負けという有名なゲームから始まりました。そこに潜んでいる必勝法について学んだあと、「チョコレートゲーム」というゲームの必勝法について考えました。生徒たちはどうすればゲームに勝てるのかをじっくりと考えていました。最終的には、「グランディ数」という考え方を使うと様々な場面で必ず勝てるということを知り、生徒たちは難しさの中に数学の楽しさや不思議さを感じていました。
本日の講座では、大学レベルの知識や考え方を知ることができ、数学のおもしろさをさらに実感した様子が見られました。